4度目のパラリンピックを目指す!パラ陸上競技・中西麻耶選手に密着『情熱大陸』

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12月1日放送の『情熱大陸』(MBS/TBS系、毎週日曜23:00~)は、2020年東京で、4度目のパラリンピックを目指すパラ陸上競技選手の中西麻耶選手(34歳)に密着する。

努力や根性だけで世界の頂点に立つことはできないが、そんな状況においても「誰が何と言おうと、やるか、やらないかを決めるのはワタシ」と言い、自分の信念を貫き続けるのが中西だ。

現在、彼女は日本パラリンピック走り幅跳びのトップランナーとして、その名を轟かせている。挑戦しているのは、T64と呼ばれるクラス(障がいの分類)の走り幅跳び。このクラスで彼女はこれまで数々の記録を樹立してきた。だが、その道のりは決して平坦ではなかったという。

21歳の時、仕事中の事故で右足を失ってしまった中西。高校時代はソフトテニス部で、インターハイ、国体に出場するなど、その才能を遺憾なく発揮し、スポーツに明け暮れていた彼女にとって人生最大の挫折で、それは想像を絶する苦難だった。

しかし、そんな失意の中で中西は「義足」に出会う。この出会いが大きな希望をもたらし、彼女を走り幅跳びという新たな挑戦へと導いた。

2016年には、31歳で自己ベスト更新の5m51cmの跳躍で日本新記録、アジア記録を打ち立てると、同年リオパラリンピックでは4位に。メダルまであと一歩と迫った。

中西はこれまで北京、ロンドン、リオデジャネイロと3大会連続でパラリンピックに出場。今回で4度目となる東京パラリンピックでは、前人未到の6mを飛ぶことを目標にしていると言う。「走り幅跳びは、タイミングや風によって20cmも30cmも変わる時があるので、6mも跳べる可能性があると思っています!」と、その言葉に一切の迷いはない。

番組では、2019年11月、パラ陸上のドバイ世界選手権大会が行われ、今シーズンのベスト記録で金メダルを獲得し、来年の東京パラリンピックの代表に内定するまでに密着。夢への切符を手に入れるまでの軌跡を追う。

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