瑛太、宮崎あおいとの“結婚”に喜び!?「映画・大河を経てようやく…」

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TBSで2020年1月に放送される新春ドラマ特別企画『あしたの家族』(放送日時未定)の制作発表会見が10月29日、都内で行われ、主演の宮崎あおいほか、共演者の瑛太松坂慶子松重豊、プロデューサーの石井ふく子が登壇した。

『渡る世間は鬼ばかり』(TBS系)の石井プロデューサーと初タッグとなる浪江裕史によるオリジナル脚本で制作される本ドラマは「家族」がテーマ。娘夫婦と一緒に暮らそうと両親が二世帯住宅を建てるが、娘の夫が結婚式当日に失踪。それから4年が過ぎて娘が新たに連れてきた婚約者は、父親の元部下で現在の上司だった――。

娘役はドラマ『あにいもうと』(TBS系/2018年)に続き石井作品に出演する宮崎。宮崎は「今回、また石井さんにお声をかけてもらえて嬉しかったです。石井さんに誘っていただいたらやらないという選択肢はなかった」とオファーをもらった当時の心境を回顧。瑛太、松坂、松重とも久々の共演で、3人との再共演を「幸せな再会」「大きな喜び」と表現し、「俳優業を続けてこれて、こういうお仕事ができる環境があるのは幸せ」と述べた。

本作のテーマにもなっている「家族」についても、自身に重ね合わせ、「(このドラマを)クランクアップした時にスタッフの皆さんと乾杯して、短い期間でしたが、いいものを作ろうとみんなで努力して、終わったら散っていく姿に、やっぱり(スタッフや共演者は)家族みたいな存在だなって。この撮影の時間がとても尊い時間だったんだなと実感しました」とコメント。「お仕事の現場で一つの作品を作るという過程でキャスト、スタッフの皆さんと一つの大きな家族になる。今までは仲間という感覚だったのが、みんなは自分にとっての家族なんだって。また皆さんと会えるように(女優として)頑張らないとなって」と前を向く。

瑛太も「石井ふく子さんからキャスティングしてもらって、20年近く俳優をしてきた中でこれは本当に幸せなこと。台本を読んでみても色々な作品がある中でこのドラマはとてもストレートで気持ちがいい作品。こういう作品に出たかったし、こういう作品を見たかったと思えるドラマです」と本作をアピール。

宮崎との共演については「あおいちゃんとは15、6年前に映画でご一緒させてもらって、その時はあおいちゃんを大好きな役。でも(映画の中で思いは)成就せず。その後の大河(『篤姫』)でもそういう役だったんですけど、これも成就せず。それが今回、結婚するところまで来ていて、15、6年たってようやくあおいちゃんと結婚するところまで来たって。本当にありがとうございます」とユーモアたっぷりに話して会場を和ませていた。

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