登山者の命を救うため奔走!日本人初の国際山岳医・大城和恵に密着『情熱大陸』

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9月8日放送の『情熱大陸』(MBS/TBS系、毎週日曜23:00~)では、日本人初の国際山岳医の大城和恵に密着する。

登山ブームと言われて久しい今、とりわけ中高年の登山愛好者が急増している。それに伴い山岳遭難件数も増え続け、警察庁の統計によると去年の発生件数は2661件。昭和36年以降最も高い数値を示したという。

そんな中、遭難事故の予防活動をはじめ、高山病、脱水症、低体温症、骨折など、登山者の病気や治療に日夜奮闘しているのが大城だ。

自身もエベレスト、マッキンリー、マッターホルン、マナスル登頂など豊富な登山歴を持ち、登山家の中でも登頂が難しいとされる危険な山で研鑽を積んでいる。

救助隊が接触した遭難者が生存している確率は2.5%。山で亡くなる人を減らすためには、予防法を周知するなど、医師らが事前に介入する事が大切だという。

番組では、大城が山岳での3大死因の外傷、心臓突然死、低体温症を未然に防ぐために、登山者に健康・安全のためのアドバイスや指導をしている様子や、山岳遭難の多い北海道の大雪山系、長野県北岳の麓での山岳遭難防止啓発活動の様子を追う。

さらに今年の夏、富士山八合目(標高3250m)にある「富士山衛生センター」に勤務する姿に密着。医療器具が少ない診療所で、登山者の病気や治療にたった一人きり、24時間体制で向き合う大城。登山者の命を救うため奔走した山岳医の熱い夏に注目だ。

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