樹木希林さんが亡くなる数日前につぶやいた思いとは?一人娘の内田也哉子と真矢ミキが対談

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8月30日に放送される情報番組『ビビット』(TBS系、毎週月~金曜8:00~)では、昨年9月に亡くなった女優・樹木希林さんの一人娘でエッセイストの内田也哉子とMC真矢ミキのスペシャル対談が放送される。

今月、内田は樹木さんとの共著という形で一冊の本を出版した。タイトルは「9月1日 母からのバトン」。毎年この日に、学校を苦にして自ら命を絶ってしまう多くの若者たちをテーマにした内容だ。「死なないで、死なないで……。今日は、大勢の子供が自殺してしまう日なの」。昨年9月、内田は樹木さんが病室の窓の外に向かって、言葉を詰まらせながらそうつぶいているのを見たという。

樹木さんを追う形で、父・内田裕也さんも今年3月に他界。両親を相次いで亡くした内田の今の思いとは? また、家族で過ごした最期の時間とは? 内田は樹木さんの「動物的な勘」が働くことで生まれたという、“奇跡的な秘話”を明かす。

内田は、あまりにも強烈な両親に育てられ苦悩した過去も語る。「学生の頃、周囲と同じように女の子が好きそうなキャラクターの文房具が欲しいとせがんでも、シンプルな文房具しか買ってもらえなかった」と樹木さんとのエピソードを披露。人と同じであることに価値を見出さない樹木さんの考えに、途方に暮れることもあったという。

そして、内田自身が4人の識者との対談を通じて探った、不登校、そして9月1日の自殺の問題。対談から何が見えたのか?「心の闇って一回入ると延々とブラックホールのように出られないと思ってしまうが、期間は違えど、ある瞬間底をつく。そこから、自分の力で上がって来られる」学校に通っている人だけではなく、今、思い悩んでいる全ての人に見て欲しい、“気づき”に富んだ対談となっている。

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