最高峰コンテストで受賞も!日本を代表するチーズ職人・柴田千代に密着『情熱大陸』

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8月4日放送の『情熱大陸』(MBS/TBS系、毎週日曜23:00~)では、日本チーズ界の最高峰コンテストで最高の賞も受賞したチーズ職人・柴田千代に密着する。

千葉県南部の山深い場所に位置する大多喜町。山林に囲まれたのどかなこの地に、月に一度国内外から多くの人々が押し寄せるが、そのお目当ては「チーズ工房【千】sen」。香り豊かな深みのあるチーズが、食べた者を虜にすると、今大評判となっている。

そんな魅惑のチーズを作り出すのが、38歳の柴田だ。「ゴーダも、カマンベールも、ブルーチーズも、ヨーロッパに本家本元がいるじゃないですか。それっぽく作らないと高い評価が得られないということは、いつまでも本場の後追いですよね。その市場からは降りて、自分がカテゴリーを作っちゃおうと思ったんです」と柴田は語る。

彼女は、独自の乳酸菌と酵母の配合でオリジナルの香りと風味を追求し続け、2017年には日本チーズ界の最高峰「第11回ALL JAPANナチュラルチーズコンテスト」で、最高となる農林水産大臣賞を受賞。並々ならぬ努力と行動力により、一大旋風を巻き起こしてきた。

小学2年生の時にエールフランスの整備士である父親に連れられ、フランスに1か月滞在。そこで、現地のチーズに魅了されたと言う。一時期は料理人を目指していたが、高校時代に食品添加物や発がん性物質、環境ホルモンなどの言葉が世に溢れ返っていたことから、「食」について深く考える様になる。

そこで柴田が目をつけたのが発酵食品。昔から食べられているもので、毎日適量を食べ続けても体に負担なく、栄養価の高い物は何かを調べた結果、その第1位がチーズだったため、迷うことなくチーズ職人になることを決めたと言う。

「最終的に、チーズを日本の文化に変えていきたい」という大志を抱く彼女がこれから目指すものとは? 今や押しも押されもせぬ日本を代表するチーズ職人となった彼女の日常やフランスでのチーズ修行などに密着し、彼女が描く未来に迫る。

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