さかなクン『世界ふしぎ発見!』ミステリーハンターに初挑戦!古代エジプトと魚のふしぎな関係に迫る

公開: 更新:

魚好きが高じて大学の名誉博士にもなってしまったさかなクンが、7月20日放送の『世界ふしぎ発見!』(TBS系、毎週土曜21:00~)でミステリーハンターに初挑戦。古代エジプトと魚のふしぎな関係についてリポートする。

さかなクンは、まず階段ピラミッドのあるサッカラへ向かい、メレルカという名の宰相の墓を訪問。中には32もの部屋があり、壁には当時の生活を知ることができるレリーフが彫られていた。魚や漁をする人物も描かれており、さかなクンは興奮する。 

古代エジプトではナイル川の氾濫を利用して、農業が営まれていたことがよく知られているが、実はナイル川で行う漁業も重要な産業だったという。魚は身近で貴重なタンパク資源だったからだ。さかなクンは伝統的な漁法を守る漁師と一緒に魚を捕らえ、調理してもらい試食する。

続いては考古学博物館へ。ツタンカーメンの黄金の仮面も興味深いが、さかなクンは古代エジプトの象形文字、ヒエログリフに注目。魚の形をした文字も見られ、興味津々の様子。

文字になっているティラピアという魚は、鮮やかな赤色をしており太陽の象徴だと考えられている。その上、ティラピアは口の中で卵を育て、稚魚を吐き出すので再生の象徴とも言われているそう。

ところ変わって、次は紅海からリポート。紅海は大陸が移動して裂けた割れ目に海水が流れ込んでできた地球で最も新しい海で、生物は閉ざされた環境の中で独自の進化を遂げた。魚たちを観察するために水中ドローンを投入すると、さかなクンも驚きの魚が現れ、ふしぎな生態を撮影。古代エジプト人は、紅海の魚も食べていたことが知られているのだ。

エジプトロケから帰った後、さかなクンはエジプト考古学者の河江肖剰さんを訪ね、古代エジプト人が食べていた魚について質問。現地で見た魚はどのように調理されていたのかなど、話題が尽きず……。

今回は、「古代エジプト人が神聖視していたある生き物は、育つ環境によって性別が決まる。その神秘さもあって崇拝されていたその生物とは一体何だろうか」というクイズが出題される。

PICK UP