前田敦子&染谷将太、映画の撮影で訪れたウズベキスタンへの思いを明かす

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前田敦子染谷将太が、6月15日放送の『世界ふしぎ発見!』(TBS系、毎週土曜21:00~)にゲスト解答者としてスタジオ出演する。

今回は、シルクロードの面影が色濃く残り、近年は日本からの旅行客が急増しているというウズベキスタンのふしぎを紹介。日本とウズベキスタンの知られざる交流にもスポットを当てる。

6月14日に公開される映画『旅のおわり世界のはじまり』で共演している前田と染谷。同映画はウズベキスタンを舞台にしており、昨年の5月から6月にかけてウズベキスタンで撮影が行われたという。2人がウズベキスタンの感想や人々の暮らしぶりについて語る。

荒涼とした大地が広がるウズベキスタンだが、地球上で最も美しいと讃えられる街がある。それはシルクロードのオアシスとして中央アジアで繁栄したサマルカンドだ。「青の都」とも呼ばれるサマルカンドは、青色のタイルが外壁を飾る建物が多く、美しい景観が目に鮮やか。タイルは中国の陶磁器とペルシャの顔料が出会って誕生したもので、街の至る所がフォトジェニックなので、たくさんの観光客が写真撮影を楽しんでいる。

ウズベキスタンはまた、ショッピングも楽しめる街で、多くの旅行者がバザールを来訪。陶器や手織りの衣装が所狭しと並ぶ。人気があるのはスザニという伝統の刺繍布で、これは各家庭で母から子へと伝承して製法を伝えたものだ。

ミステリーハンターの平田薫が現地を訪れるが、今回は20年ほど前に日本に留学したことがある親日家のウズベキスタン・アジズ副首相が出向かえてくれることに。副首相の案内で訪れたお勧めのスポットは、仏教遺跡が数多く残るテルメズという街。その郊外の山間部ではポピーが咲き誇っていた。

一方、ウズベキスタンの首都・タシケントには日本との深い絆を知ることができる建物、ナボイ劇場も。第二次世界大戦後、ソ連の捕虜となった連行された元日本人兵士たちが建てたものだ。

日本人が真面目に働いたことから、予定より一年も早く完成。頑丈な劇場は1966年にこの地を大地震が襲った時もびくともせず、避難所として使われたという。劇場はウズベキスタンの人々が日本に親しみを感じている象徴のような存在で、両国の友好を記念して2002年には日本から桜が送られた。

またウズベキスタン東部に位置する街、リシタンには、日本人が作った無料で日本語を学ぶことができる学校があり、学校誕生秘話と創立者の遺志を引き継いだ先生たちの思いを伝えることに。生徒たちが、日本語を習得して両国の懸け橋になりたいと熱い思いを語る。

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