女子バレー元日本代表・大山加奈の憧れだった妹が9年前の引退理由を告白「チームメイトから嫌な顔をされる」

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女子バレーボール元日本代表の大山加奈と、読売ジャイアンツの上原浩治が、5月19日放送の『消えた天才』(TBS系、毎週日曜20:00~)に出演する。大山は選手として憧れであり、目標だったという1歳年下の妹について、上原は野球人生で「全く敵わなかった」という2歳上の兄について語る。

バナナマンがMCを務める同番組は、各界の超一流が勝てなかった“消えた天才”の第二の人生をのぞき見するドキュメントバラエティ。現在は姿を消してしまったが「あの時スゴかった天才」の“今”を追跡し、驚がくの転身や今だから言える衝撃の事実に迫っていく。この日のゲストは、澤部佑ハライチ)、畠山愛理花田虎上原晋北斗晶

まずは、同い年でチームメイトだった栗原恵と共に、「メグカナ」の愛称で国民的人気を博した大山が登場する。小学6年で身長175cmという恵まれた体格を活かしてエースとして日本一に輝くと、中学、高校と各世代で全国を制覇。その後も日本代表として女子バレーボール界を牽引してきた大山が、「常に彼女の背中を追ってプレーしてきた」とその才能を称える妹について、語り始める。

大山が「センスがずば抜けて高い“天才”」と語るように、すべてのポジションができるオールラウンダーだったという1歳年下の妹。大山と同じバレーボールの名門・成徳学園高等学校(現・下北沢成徳高等学校)に進み、1学年上の大山や栗原、荒木絵里香らと共に日本代表に選出され、高校卒業後は大山が所属するVリーグの名門チーム・東レアローズに入団した。

その年、大山はアテネ五輪で活躍し、「メグカナ」の愛称で大ブレイク。妹も、1年目からテレビ取材を受けるなど注目度は高く、将来の日本代表のエースアタッカー候補として大きな期待が寄せられていた。しかし、その後オリンピック出場はおろか、日本代表に一度も選ばれることなく、24歳でバレーボールから引退してしまう。

番組では引退から9年の時を経て、大山の憧れであり、目標だった妹に直撃取材を敢行。妹はカメラの前で、「初めての挫折」や「チームメイトから嫌な顔をされる。辛かった」など、バレー選手としての苦悩を告白。彼女の早すぎる決断に隠された真実が明らかになる。

番組にはこの他、投手として読売ジャイアンツで活躍するプロ野球選手の上原が登場。2013年にはメジャーリーグでワールドシリーズ制覇に貢献し、日本人初の胴上げ投手となった上原には、野球人生で「全く敵わなかった」という2歳上の兄がいるという。

小学生時代に同じ少年野球チームに所属していた上原兄弟。当時2人を指導していたコーチは、上原の兄について、「小学生離れしたピッチングで、球速、コントロールともに投手としてずば抜けていた」と絶賛。そして、「“上原”がプロ入りしたと知った時、間違いなく兄だと思った」と打ち明けた。

コーチがそう語るように、上原の兄の“天才”ぶりは地元でも有名で、兄の影響で野球を始めた上原自身も「ずっと背中を追いかけていた。憧れの存在」だと告白。しかし、弟よりも才能のあった兄は、プロ入りするどころか甲子園に出場することもなく、中学で野球を辞めてしまっていた。

なぜ上原の兄は野球の道を断念したのか。そして、なぜ、その背中を追っていた弟がプロになれたのか。番組では、兄弟の明暗を分けた理由を調査。上原の兄は、弟の浩治にこれまで隠し続けていた意外な事実を打ち明ける。さらに、大学受験に失敗し、野球を続けることが難しくなった上原に、兄はある言葉を送っていた。上原兄弟の知られざる秘話は、19日の放送で明らかになる。

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