福山雅治、喜怒哀楽を爆発させる熱い演技に視聴者から「顔芸スクショがたまりそう」の声『集団左遷!!』

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福山雅治が主演を務める『集団左遷!!』(TBS系、毎週日曜21:00~)が4月21日に放送スタート。インターネット上では、福山の“顔”の演技に注目が集まった。

銀行という一見張り詰めた緊張感のある世界を舞台に、50歳手前の銀行員・片岡洋(福山)がリストラ寸前の銀行員たちと協力して大逆転に挑むという、サラリーマンの悲哀と笑いが巻き起こす“平成最後の下克上”を描いた作品。

三友銀行の本部で働いていた片岡は、ある日、人事部から支店長への昇格が言い渡される。配属先が「蒲田支店」になったのだが、片岡は複雑な気持ちになる。じつは、同銀行は経営の悪化により、希望退職者を募ったり、統廃合したりと改革が進んでいた。2006年には大昭和銀行と合併したのだが、近年、廃店したほとんどが業績の悪い同銀行の店舗。蒲田支店も、もともとは大昭和銀行の店舗だったのだ。

そんな片岡に常務取締役人事担当の横山輝生(三上博史)は、ノルマを達成しなければ蒲田支店を廃店すると名言。しかも、そのノルマは半期純増で100億円。横山は、廃店と蒲田支店の行員をクビにすることが前提であり「余計なことをせず、頑張らないでいただきたい」と片山に無情な指示を出した。

蒲田支店への出向初日。平正樹(井之脇海)担当の企業が夜逃げしたことが発覚する。融資額は5000万円。さらに、横山の差し金もあり、最悪のタイミングで臨店(本部の検査役が融資に対する判断が正しく行われているか審査すること)を受けることに。「余計なことはしないで」と釘を刺された片岡だったが、ノルマは達成しなくとも臨店を乗り越えなければ、自身の査定に響くと気付く。

何とか夜逃げした社長を捕まえ、臨店に間に合った片岡だったが、新たな問題が勃発。滝川晃司(神木隆之介)担当の中小企業の返済が遅れており、検査部の鮫島正義(小手伸也)から「全額回収してきなさい」と指示されたのだ。

「潰れてしまう」と滝川は訴えるも本部の意向は変わらない。“頑張ってしまう”片岡や滝川が奮闘するも、ここも横山の差し金で蒲田支店が不利な状況に追い込まれることに。後日、支店長の食事会に誘われた片岡は、他の行員がいる前で横山に怒りをぶつけ、あるお願いをする……。

ネット上では「50歳福山雅治、走るねえ~」と、福山が全力疾走するシーンが多いところに注目が集まっていた。さらに、クールな役どころが多かった福山が、感情を爆発させるサラリーマン役に挑戦していることから「片岡支店長は熱血だな」、「良さげな顔芸スクショがたまりそうなドラマ」とのつぶやきもあった。

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