中丸雄一、仕事のモットーは “洗脳”⁉『わたし、定時で帰ります。』会見で本音明かす

公開:

吉高由里子主演の火曜ドラマ『わたし、定時で帰ります。』(TBS系、4月16日スタート、毎週火曜22:00~)の第1話プレミアム試写会&舞台挨拶が8日、都内で開催。吉高をはじめ、向井理中丸雄一KAT-TUN)、内田有紀ユースケ・サンタマリアが登壇した。

朱野帰子の同名シリーズを原作とした本作は、現代に働くすべての人を応援する“心温まるワーキングドラマ”。「定時で帰る」がモットーの主人公・東山結衣(吉高)が、曲者ぞろいの上司や同僚の間で奮闘する様を描く。

会見では冒頭、MC・古谷有美アナが「吉高由里子さん、ご挨拶をお願いします」と吉高にお願いしたにも関わらず、ユースケが「みなさん、今日は本当に……」と話し始め、さっそく会場は大爆笑。その後も、向井が「『オールスター感謝祭』で優勝しました」と話し、中丸は「比較的、定時で帰りそうな顔だと言われます」と続けていると、ユースケが改めて「今日はお足元の悪い中……」と姿勢を正し、「よかったら、名前だけでも覚えて帰ってください」と挨拶。和気藹々ムードの中で会見がスタートした。

その後もユースケは留まることなく、内田から「(ユースケの話は)だいたいウソですから」という横ヤリが入る中、第一話を鑑賞した観客について「爆笑。すすり泣き。スタンディングオベーション。このドラマ、勝ったなと思いました」と絶口調。「この中(キャスト)の何人かが、私に殺害されます」と明言したり、「(撮影現場で)由里子ちゃんが胴上げされていた」と話したり、ふざけ倒して会場を盛り上げた。その一方、終始ハンカチで汗をぬぐっていたのは中丸。「ひとりゲリラ豪雨みたい」とおどける吉高に、「気にしないでください、汗かきなんです」と恐縮する一幕もあった。

またワーキングマザーを演じる内田は、ドラマの見どころについて「女性が仕事を頑張るのはなかなか難しい。結衣との出会いで、どう変わっていくのか」とコメント。結衣の元カレでワーカホリック体質の副部長・種田晃太郎を演じる向井は、仕事が好きな点については共感すると明かし、「それぞれの信念があるから、このドラマはおもしろいのかな」と語った。

一方、仕事よりもプライベート大切にする結衣の恋人・諏訪巧を演じる中丸は、今後の結衣、晃太郎、巧の関係性について聞かれると「6話くらいの話をしてもいいですか」と切り出す。ところが、向井から「台本変わるらしいよ。監督から見なくていいよって言われた」と聞き、目をまん丸に。「僕あの話の流れ、好きだったんですけどね」と寂しげな中丸に「じゃあ、晃太郎と巧どっちがいいか人気投票で決めよう」と内田が提案すると、キャストたちは「どんなドラマ⁉」と総ツッコミだった。

ここで仕事のモットーについて聞かれたユースケは「年下の子を呼び捨てにしない、というか、できない」と話し、「でも自分は先輩から呼び捨てされると結構うれしい。だから難しい」と語ると、「意外と真面目なこと言うんだなって」と向井。ユースケは「モットーでふざけたこと言うのは難しいよ」と笑いつつ、先輩のことは「 “おじき”って呼ぶ」と話すと、キャストからは「聞いたことないよ」という声が上がっていた。

また中丸は「常に楽しもうと心がけている。ドラマでもグループ活動でも、楽しいものを見てもらうのが基本だと思っているので、こちらもそういう気持ちでやらないと」と告白。ポジティブになる秘訣として「自分を洗脳するしかない」と明かし、「つまんないっていうベクトルから、楽しいかもというほうに無理やり行けるように、この仕事は楽しい、この仕事は楽しい……と言い聞かせる」と頷いていた。

対する吉高も、「切り替えることで、今日が決まる」と同調。「昨日めちゃくちゃ落ち込んで、ギャン泣きした」と暴露した吉高は、「今日、ここに立ちたくないくらいメンタルがえぐれていた」と本音を吐露するも、「いま楽しいです。来てよかった。イェイ、イェイ!」ととびきりのスマイル。内田が「役者さんでも、いろんなことがある。OLの皆さんと変わらないんです」とフォローすると、吉高は「ありますよね! 悩みだらけじゃない!?」と興奮気味に語っていた。

ちなみに向井は「遅刻しないこと。古谷さんがいるから言っているわけじゃないですよ」と、先日生放送のラジオを無断欠席したことで話題となった古谷アナに愛あるイジりを。最後に吉高は、時計を眺めて「そろそろ6時なので、私は定時で帰らせていただきます」と告げるも、なんとなくグダグダに。「何にもなかったことにしよう」と仕切り直し、改めて「わたし、定時で帰らせていただきます!」とキッチリ締め、笑顔で会場を後にした。

PICK UP