福山雅治、三上博史と初共演でビビったと告白!?「ミステリアスな存在」『集団左遷!!』

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4月21日スタートの日曜劇場『集団左遷!!』(TBS系、毎週日曜21:00~※初回は85分SP)の制作発表会見が31日、都内で行われ、主演の福山雅治ほか、出演する香川照之神木隆之介中村アン井之脇海高橋和也迫田孝也増田修一朗谷口翔太橋本真実市村正親酒向芳八木亜希子尾美としのり三上博史が出席した。

日曜劇場初主演となる福山が、50歳を目前にして廃店が決まっている銀行支店の支店長となる片岡洋を演じ、リストラ寸前の銀行員たちと協力して大逆転に挑むという、サラリーマンの悲哀と笑いが巻き起こす“平成最後の下克上”を描いた本ドラマ。

福山は撮影を振り返り、「意気込んで撮影に入らせていただいたんですが、それ以上にキャスト、スタッフ共に熱い熱い現場になっていて、オンエアが始まる前だどいうのに、今日も打ち上げのようなこの雰囲気。こんなのは初めてです。この盛り上がったチーム感。今から放送が楽しみです」と充実の表情を見せた。

「平成最後の下克上」がテーマの一つになっていることから、平成という時代が間もなく終わるという話題に及ぶと、「平成最後はこのドラマと共に駆け抜けることが決まっていますが、あっという間に平成という言葉が、『平成だったね』っていうふうになっていく。その変化に負けないように、新元号のフレッシュさに負けないよう、エネルギーの強い作品にしたい」と意気込みを語った。自身も平成2年の歌手デビューで、キャリアのほとんどを平成と共に駆け抜けたが、「最初にドラマをやらせてもらったのが、緑山スタジオで、平成最後のドラマでこうしてまた緑山スタジオで撮影するのは不思議な気分。緑山スタジオは始まりの場所。そこに平成最後に帰ってこれたというのが嬉しくて……。いろんな縁を感じる作品になっております」と感慨深げに話した。

また福山は本作で、三上と初共演。「三上さんは今回の役柄がぴったり。三上さん自身が役と同じでとても怖いミステリアスな存在。ビビッて現場に入りました」と感想を明かし、「でも、実際はすごくフランクに話をしてくださって、僕が昔住んでいたところとおうちが近いこともあり、そこのお店情報を教えてもらったり……。それでもまだ少しビビっているんですけど」と恐縮の様子。三上のほうは「僕はテレビでずっと(福山を)拝見していて、(今回お会いして)ああ、本当にいるんだ(存在しているんだ)って思いました」と笑顔で返す。

また、香川は「『龍馬伝』(NHK)以来9年ぶりにご一緒させてもらって、あの時はかなり特殊な環境で、福山さんとは人生一生分つき合わせてもらったような感じでした。でも、あの一年があったからこそ、今回、すごくいいチームワークで仕事ができることになりました」とコメント。福山、三上、香川の共通項は揃って過去に作品で緒形拳のマジビンタを受けたことがあることだとも明かし、香川は「緒形拳さんは昭和の象徴みたいな存在だった。緒形さんのスピリッツを受け継いで頑張りたい」と話していた。

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