稲垣吾郎、『ゴロウ・デラックス』最終回でSMAPを回顧「独特な緊張感…」

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稲垣吾郎がMCを務める『ゴロウ・デラックス』(TBS系、毎週木曜24:58~)が、3月28日に最終回を迎えた。

同番組は、おしゃべり好きの稲垣がMCを務める業界唯一無二のブックバラエティ。毎週1冊の課題図書、巷で話題の本からベストセラーまで様々なジャンルの本を深く紹介。さらに、大御所作家からまだテレビに出ていないニューキャラまで幅広いゲストを迎えてトークを繰り広げる。今回のゲストは、エッセイスト・作家の沢木耕太郎。課題図書は「銀河を渡る」だった。

バラエティ番組はもちろんテレビにすらめったに出演しない沢木。なぜ番組に出てくれたのか問われると「単純に言うときまぐれなんだけど」と一言。続けて稲垣に向けて「分の悪い戦いをしている人には加勢をしたくなる」と語りかけた後「しかし、今はそんな分の悪い戦いはしてないでしょ?」と質問を投げかける。

稲垣は、自分たちをさほど客観的に見ておらず、実際は充実していると返答。「何より幸せいっぱいです」と本音を吐露した。

そこで沢木は止まらず、稲垣が主演を務める映画『半世界』の1シーンをピックアップ。「あの顔はなかなかいい。大人の顔になっていて“いい顔してるじゃん”って思って」と感想を述べて稲垣を喜ばせた。

また、SMAP時代を回顧する一幕も。グループでは「独特な緊張感」があり、おとなしくしていたと言う稲垣に「グループがあると“ゆるやかな安定感があるだろう”って勝手に思うけど、君は常に“緊張感”って言っているよね?」と問う沢木。

稲垣は「グループにいさせてもらっているということ自体、大企業に勤めていたような気分だった」と例え、メンバー内には、年上・年下がおり、自分の立場やキャラクター、求められるポジションなどの影響から緊張感があったと振り返った。

番組のエンディングでは「8年間毎週楽しみにしてくださった方がいたので、終わってしまうのは寂しいですけど、これを続けられたことや観て下さった視聴者の方に感謝しています」と別れを告げていた。

インターネット上では「終わってしまうのは寂しい」、「帰ってくるのを待っています」という声はもちろん、番組中にSMAPの楽曲「オレンジ」が引用されたことから、前日最終回が放送され同曲をチョイスした『ナカイの窓』とだぶらせた人も多く「昨日に引き続き『オレンジ』」と反応するつぶやきもあった。

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