大泉洋、池井戸潤新作ドラマ『ノーサイド』で主演「絶対面白いでしょ!!」

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大泉洋池井戸潤が、7月期の日曜劇場『ノーサイド』(仮)(TBS系、毎週日曜21:00~)で初タッグを組むことが明らかになった。

原作は、池井戸の同名小説で今夏刊行予定の書き下ろしの新作。現在公開中のヒット映画『七つの会議』をはじめ、『半沢直樹』シリーズ、『陸王』、『下町ロケット』(すべてTBS)など人気ドラマの原作を手がけてきた池井戸の新作を、伊與田英徳プロデューサー、福澤克雄監督という、TBSで数々の池井戸作品を映像化してきたスタッフで早くも映像化する。

今回、大泉が演じるのは、大手製造メーカー「トキワ発動機」の中堅サラリーマン・君嶋隼人。出世レースの先頭に立ち幹部候補とまで言われていたが、上司が主導する企業買収に異を唱えた結果、左遷人事で地方の工場に総務部長として赴任することに。

やるせない思いで赴任先の工場に赴いたところ、かつては強豪チームだったが成績不振にあえぐトキワ発動機ラグビーチーム「アストロズ」のゼネラルマネージャーを兼務するよう命じられ……。今作では、低迷するラグビー部とそんな出世の道を絶たれた君嶋の再起をかけた戦いを描く。

池井戸作品、そしてTBSの連ドラ主演も初めてとなる大泉は、「私自身も今まで放送されてきた、数々の池井戸作品のファンでありましたので、その池井戸さんの新作ドラマで、主演させていただくのはとてもうれしく、光栄であります」と感慨深い様子。

また、大きなプレッシャーを感じているというが、「『99年の愛~JAPANESE AMERICANS~』、『LEADERSII』(共にTBS)でもご一緒させていただき、全幅の信頼を寄せる福澤組と一緒にこの君嶋という役を全身全霊で演じたいと思います」と気合十分だ。

続けて、「日本でラグビーのワールドカップが開催されるという年に書きおろされる池井戸さんのラグビーを題材にした新作を読者として、純粋に楽しみにもしています。絶対面白いでしょ!!」と自信をのぞかせている。

ちなみに、大泉が所属する演劇ユニット「TEAM NACS」のメンバーは、森崎博之が『下町ロケット』(2018年、TBS)、安田顕が『下町ロケット』(2015年・2018年、TBS)、戸次重幸が『下町ロケット』(2015年、TBS)、『花咲舞が黙ってない』(2015年、 日本テレビ)、音尾琢真が『陸王』(2017年、TBS)、映画『七つの会議』(2019年)、『花咲舞が黙ってない』(2015年、日本テレビ)と全員、池井戸ドラマに出演済み。満を持して主演として出演する大泉に期待と注目が集まる。

伊與田プロデューサーは、「池井戸潤さんの新しい原作で、新しいドラマができることになって、大変ワクワクしております。そして東京進出した時の舞台を見て以来『TEAM NACSというすごい集団といつか仕事をしたい』と思っていました。北海道ローカルのイベントにも何度か伺ったことがあります。いろんなことを経て、このたび約5年越し念願がかなって大泉洋さんとご一緒できることができて、さらにワクワクしております」と興奮している様子。

また、「池井戸さんと大泉洋さんの新しい出会いから奏でられるエネルギーが、どんなドラマになるのか、今から楽しみです。私どもスタッフも全力で挑みます」と意気込みを寄せている。

ラグビーワールドカップが日本で開催される2019年、池井戸がラグビーをテーマにどんな物語を描くのか期待が高まる。

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