中村倫也「かなり腰が引けました」深田恭子主演『はじこい』で容姿端麗な原作キャラ

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1月15日スタートのドラマ『初めて恋をした日に読む話』(TBS系、毎週火曜22時~)の完成披露試写会・舞台挨拶が8日、都内で行われ、主演の深田恭子をはじめ、永山絢斗横浜流星中村倫也が出席した。

持田あきによる同名漫画を原作にした本作は、恋も仕事もしくじっている超鈍感なアラサー女子・春見順子(深田)がタイプの違う3人の男性からアプローチされることにより、失った人生を取り戻そうとする姿を描いたラブコメディ。

深田は3人の男性からアプローチを受ける順子について、「いろいろとアプローチされるのに気づかないんですよ」と、鈍感ぶりに驚いている様子。「見ている側も『なんで気づかないの?』と思うかもしれませんが、そこにキュンキュンしていただければ」と楽しみ方をレクチャーした。さらに「順子は勉強アスリートで、考え方が一直線なんです」と分析し、「でも物事をはっきり言えるのは格好いい。私も順子みたいになりたい」と憧れを抱いていた。

順子と共に東京大学を目指すことになる高校生・由利匡平を演じる横浜は「今回の役はオーディションだったのですが、原作を読んですごく素敵な役だと思ったので、絶対演じたいと思った」と強い思いで臨んだことを明かし、「ここまでストレートにドキドキさせる役を演じたことがなかったので、監督やスタッフさんから『もっとドキドキさせて』とプレッシャーをかけられながら頑張っています」と語っていた。

匡平の担任の教師で、順子の同級生でもあった山下一真を演じる中村は「これまで、少女漫画原作の恋の相手の一人という役をやったことがなかった」と前置きし、「原作を読んであまりにも容姿端麗な人物だったので、かなり腰が引けました。でも皆さんの力を借りて何とか演じています」と笑顔を見せた。

順子の従兄弟で、彼女に思いを寄せる東大出身のエリート・八雲雅志を演じる永山は「僕もラブコメの出演はなかったので、楽しくやらせてもらっています」と語りつつも「やっぱり苦労しています。特に匡平と順子、一真と順子の関係にやきもきしながらも応援してしまう部分もあるので『俺なにやってんだよ』と思うこともあります」と難役であることを明かしていた。

劇中では恋敵となる男性陣だが、観客の前で緊張したのか、映画の舞台挨拶と勘違いし「ぜひ劇場に……」と話してしまった横浜に、中村が被せてボケてみたり、キュンキュンさせる演技ができているか懐疑的になっている横浜に、永山が「僕はキュンキュンしたよ」と優しくフォローしたりするなどチームワークは抜群。

深田も「このチームで日々撮影しています。キュンキュンするだけではなく、いろいろなことを考えるきっかけになるドラマなので、ぜひこの作品で温かい気持ちになってください」とアピールしていた。

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