明石家さんま『A-Studio』500回目放送に出演「ゲストには呼ばへんってゆうてましたがな!」

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明石家さんまが、2019年1月11日放送の『A-Studio』(TBS系、毎週金曜23:00~※この日は23:15~)にゲスト出演することがわかった。

同番組は、MCの笑福亭鶴瓶が自ら事前に徹底取材を行い、ゲストの素顔に迫るトーク・バラエティ。ゲストには内緒で、彼らの家族や親友など関係者に会いに行き、その人となりを紐解いていく。 

番組は2018年4月から放送10年目に突入。約10 年前の2009年3月に初収録を終えた際、鶴瓶は、これから番組を続けていく抱負として「ゲストや視聴者はもちろんMCの僕やスタッフ、みんなが番組を楽しむようにしたいと思っている。一番大事なのは、“ゲスト自身が事前にアンケートやトーク内容の打合せをせず、僕ら迎える側がゲストのために常に努力する”ってことを心掛けたい」と話した。その言葉通り、多くのレギュラー番組を持ち、落語会や俳優としての活動も精力的に行い多忙を極める中にあっても、「ゲストの取材を必ず自らが行う」という番組開始から自身が掲げているスタンスを貫き続けている。このMCとしての真摯な姿勢が大きな柱となって、現在まで番組を作り上げてきた。

2018年4月、放送10年目に入った際の記者会見では「この10年間で、自分たちの番組作りが認知され、今ではこの番組に出たいと思われる方が沢山おられることがうれしい。周囲の人が“番組を見てるよ”と声を掛けてくれることも増えまして、これからもますます頑張りたい」と語った鶴瓶だったが、番組はこの放送10年目イヤーの中、ついに2019年1月11日(金)に500回目の放送を迎える。

そんな記念すべき500回放送のゲストとして、さんまが初登場。旧知の仲である鶴瓶とさんま。実はそれぞれの師匠である六代目笑福亭松鶴と笑福亭松之助が、五代目笑福亭松鶴を師匠とする兄弟弟子という間柄でもある二人。昔からお互いを知り尽くしているだけに、鶴瓶はさんまを相手に一体どんなトークを展開していくのか……!?

奇しくも番組開始の際の会見で鶴瓶は、「放送を重ねていったら、ひょっとすると事前取材を全然しないゲストも、この先おるかもしれませんね。私生活とかみんな知ってる人がゲストで来たらね。例えば来るかどうかわからないですけど、勘三郎(※故・十八代目中村勘三郎)やさんまとかね。よう知ってますやんか」と話していた。そんなさんまをゲストに迎え、どんな事前取材を敢行し、さんまとのトークに臨んだのか?

鶴瓶同様、超一流MCとしていくつもの番組をこなしているさんまが、一筋縄ではいかないことは必至。そしていよいよ迎えた本番収録、セットの登場口から現れるや否や、「鶴瓶兄さん、IMALUがアシスタントになった時、娘がお世話になるんで楽屋に挨拶に行ったら、“お前は絶対にゲストには呼ばへん”ってゆうてましたがな!」といきなり先制攻撃するさんま。まだ席に着く前の段階にもかかわらず、エンジン全開で畳みかけるようにしゃべり始めるさんまに、鶴瓶も番組ホストのプライドでひるむことなくトークをぶつけていく。

500回放送を飾るにふさわしい、鶴瓶とさんま、滅多に見ることが出来ない二人のしゃべりの応酬に注目だ。そして、番組の最後、鶴瓶はさんまに向けて何を語ったのか?

以下に、鶴瓶のコメントを紹介する。

<笑福亭鶴瓶 コメント>
――放送500回を迎えた感想、そして今後の意気込みは?

この番組に出演してもらっているゲストは、第一線で活躍している人や今まさにこれから活躍しようとしている人たちなので、そういう方々を30分間しっかり見られるっていうのはすごい事ですよね。ゲストは番組当初からスタッフが吟味して決めているのですが、その連携が良くとれているのだと思います。僕は(ゲストを決めるのに)一切口を挟まないですから。僕とスタッフの信頼ですよね。実は出演が決まった時点では僕が知らなかったゲストの方もいますが、終わったときには「この人に出てもらってよかったな」という気持ちになります。ストレートに人気のある人ばかりをゲストに呼んでいたら、ここまで続く番組になっていないと思います。

今年(2018年)の4月に番組が10年目に入り、今回1月11日の放送で500回を迎えましたが、今後の意気込みとしてはこれからも一回一回観ていただいて、その積み重ねの先にいつの間にかあっという間に20年経ったのかと思わせたいですね。それにはあと10年ですけど(笑)、まずは1年を普通に過ごすということですね、淡々と。僕の番組は淡々と月日が過ぎながら回を重ねていくものが多いので。そうやって視聴者に浸透していくのがいいと思います。

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