阿部寛主演『下町ロケット』特別編が早くも放送決定!佃製作所が新たなステージへ

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12月23日の放送で最終回を迎えた『下町ロケット』(TBS系、毎週日曜21:00~)。佃製作所のその後を描く大型特番『新春ドラマ特別編「下町ロケット」』が、2019年1月2日(水)21時から放送されることがわかった。

池井戸潤の小説「下町ロケット」シリーズの第3弾「下町ロケット ゴースト」(小学館)を原作にした同ドラマでは、2018年10月より、大きな転換期を迎えた佃製作所の新たな戦いを描いてきた。このたび放送が決定した特別編では、今期で放送した第1章「ゴースト編」・第2章「ヤタガラス編」に出演した人気キャストが再び登場。これまで描かれてきた物語のその後を描き、新たなステージへ突入し、それぞれのキャラクターが目指す未来へと続く感動の物語となる。

最終回で、佃製作所は帝国重工と無人農業ロボットのエンジンとトランスミッションの性能をモーター技研によるテストで競い勝利。佃製作所製のエンジンとトランスミッションを採用した農業用ロボットは「アルファ1」から「ランドクロウ」と名前を変え、発売に先駆け殿村家に納品されることとなった。

そして特別編では、「ランドクロウ」がついに発売されるが、ギアゴースト&ダイダロスが手掛ける「ダーウィン」が好調で、売り上げに差が開く。宇宙科学開発機構を追われ、下町工場の二代目社⾧となってもなお夢を追いかけ続けた男の挑戦の物語。全ての働く人に向けた感動のエンターテインメント巨編が、堂々完結する!

特別編の放送決定にあたり、伊與田英徳プロデューサーよりコメントが到着。以下に紹介する。

<伊與田英徳プロデューサー コメント>
連続ドラマが終わった後すぐに、ドラマ特別編ができるのは大変光栄だと思います。日本の農業の未来を救うという夢を追いかけて様々な苦難を乗り越えてきましたが、このスペシャルで新たなステージに突入して、更なるクライマックスを迎えます。これからの日本の農業は、無人トラクターや無人コンバインなどのロボット化が進むなど、ある種の転換期を迎えております。そして、その日本の農業を支えていく、しいては世界の農業を支えていくのが、日本のモノづくりの技術であってほしい。そんな思いが、このドラマの佃製作所をはじめとする技術者の思いに詰め込まれていると思います。技術を支えるのは、人と人の絆だと思います。逆に、人間の嫉妬や、欲望にまみれながら、大企業の壁や、ライバル企業との確執などに立ち向かい、更には自然の大きな力にどう立ち向かっていくのか、色々な世代の方に見ていただけるような感動ドラマになっていると思います。是非みなさん、お正月にご家族でご覧になって、楽しんでいただければと思います。

<あらすじ>
全員の力を結集し、ようやく完成した佃製作所と帝国重工の無人トラクター「ランドクロウ」。しかし、発売から数週間経ったあとも売り上げが伸びずにいた。一方、ギアゴースト&ダイダロスが手掛ける「ダーウィン」は好調そのもので、差は開くばかり。

形勢逆転を狙う帝国重工の次期社⾧候補・的場(神田正輝)は、ある手段に出る。それは、ダーウィンチームに力を貸し、なおかつ帝国重工の取引先である下請け企業に圧力をかけるというものだった。それにより、徐々にダーウィンチームから離脱企業が増え、ついにはダーウィンの在庫が底をつく。思わぬ形でライバルの勢いを止めた佃(阿部寛)ら佃製作所のメンバーだったが、自分たちの技術力による正当な評価ではないため、心境は複雑なものだった。逆に、窮地に立たされた重田(古舘伊知郎)と伊丹(尾上菊之助)は思わぬ一手を放ち……。

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