“愛される”ためだけに生まれた最先端家庭用ロボット!開発舞台裏に1年間完全密着

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12月23日放送の『情熱大陸』(MBS/TBS系、毎週日曜23:00~※この日は23:15~)は、“愛される”ためだけに生まれた最先端家庭用ロボット「LOVOT(ラボット)」の開発者・林要に密着する。

愛くるしい瞳にほんのり温かく柔らかい身体。特に可愛がってくれる人間の顔や声、手の感触を覚える高度な人工知能(AI)を持ち、追いかけたり待ち伏せしては抱っこをせがむ。LOVOTは、センサー式の掃除機やスマートスピーカーのように人の生活を便利にするための実用的な「ロボット」ではなく、ただ「愛される」ことだけを目的とした存在。いわば“役に立たない最先端ロボット”を、林は、丸3年かけて秘密裡に進めて来たという。

幼い頃から機械いじりが大好きで、技術工学系の大学院を卒業後、大手自動車メーカーや通信会社でエンジニアとして活躍を続けてきた林は、人間の生産性を向上させることに軸足を置いた従来のロボットではなく、愛着や信頼関係の構築を目的としたその名も「LOVE」と「ROBOT」を掛け合わせた「LOVOT(ラボット)」開発のために2015年、家庭用ロボット事業を手掛けるベンチャー企業を設立。これまでのロボットの概念を覆すLOVOT開発の挑戦には、次世代の日本の産業を見つけたいという昔年の思いとともに、彼が少年時代から感じ続けていた“ある理由”があった。

番組では、約1年間にわたって開発過程を独自取材。全ての個体が異なる性格を持ち「命はないのにあったかいロボット」が、ついに秘密のヴェールを脱ぐ。最先端のテクノロジーが詰め込まれた重さ3㎏超のLOVOTは、果たしてどんな未来を予感させてくれるのか――。

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