赤ちゃんパンダ7頭と暮らす可愛すぎる日々…唯一の日本人飼育員に密着『情熱大陸』

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12月16日放送の『情熱大陸』(MBS/TBS系、毎週日曜23:00~※この日は23:15~)は、世界最先端のパンダ研究基地「成都パンダ繁殖研究基地」で唯一の日本人飼育員として働く阿部展子に密着する。

ジャイアントパンダの故郷、中国四川省。山岳地帯には今も野生のパンダが生息するこの地域で、パンダ200頭近くを保有しその生態や繁殖について世界最先端の研究を行っているのが「成都パンダ繁殖研究基地」だ。海外6か国へのパンダの貸し出しもしているまさに世界トップ施設で、阿部は唯一の日本人飼育員として日夜パンダと向き合い続けている。

幼いころから大のパンダ好きで、大学卒業後は多くのパンダ専門家を輩出する中国「四川農業大学」へ留学した阿部。大学に通いながら「成都パンダ繁殖研究基地」で修行を積み、2010年、上野動物園に「香香(シャンシャン)」の両親にあたる「リーリー」「シンシン」の2頭が来ると知ると即帰国。6年間、2頭を飼育した経歴も持つ筋金入りの“パンダ飼育員”だ。

その後再び中国へ渡った阿部は、現在成都の同基地でパンダの絶滅を防ぐために飼育下のパンダを野生に戻す“野生復帰”プロジェクトに参加するため、生後6か月の赤ちゃんパンダとその母親たちを育てながら様々な個体について学んでいる。パンダにとって最良なのは、人間の手を借りず野生で生き抜く力を身につけさせることと考える阿部は「究極の理想は動物園からパンダがいなくなること」と語る。

新潟で生まれ育ちパンダのぬいぐるみを持ち歩いた少女時代、パンダに近づきたくて中国語を勉強することを決意した高校時代。そして今パンダの故郷・中国で阿部は本気で“パンダの幸せ”を追い求めている。なかなかメディアに公開されない本場・成都での飼育現場に密着しながら、パンダに恋した34歳の怒涛の日々を追う。

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