唐沢寿明が、2019年1月スタートの常盤貴子主演の日曜劇場『グッドワイフ』（TBS系、毎週日曜21:00～）に出演することが決定。唐沢は常盤演じる杏子の夫で、スキャンダルにより逮捕された“疑惑”のエリート検事・蓮見壮一郎を演じる。

本作は、リドリー・スコットが製作総指揮を務め、2009年から7年間アメリカで放送されたドラマ『The Good Wife』を原作としたリーガルドラマ。夫の逮捕がきっかけで、弁護士に復帰した杏子が、様々な裁判に向き合う姿を描く。

結婚を機に弁護士を引退した杏子は、2人の子どもや夫である東京地方検察庁・特捜部長の壮一郎と共に、幸せな日々を送っていた。しかし、壮一郎の汚職疑惑、さらに女性スキャンダルが発覚。法曹界を揺るがす大スキャンダルにマスコミ報道は過熱する。壮一郎は記者会見で、汚職は否定したものの女性との関係については認めて謝罪。そして、壮一郎は逮捕された。杏子は夫の裏切りに深いショックを受けるが、家族のために16年ぶりの弁護士復帰を決意する。

弁護士復帰を望む杏子に手を差し延べた神山多田法律事務所の代表・多田征大を演じる小泉孝太郎を筆頭に、多田の共同経営者・神山を演じる賀来千香子や、杏子と採用枠を争う新人弁護士・朝飛を演じる北村匠海など、すでに一部のキャストは発表済。今回、新たに出演が発表された唐沢は、2015年に放送された『ナポレオンの村』以来4年ぶりの日曜劇場出演となる。また、常盤との共演は2009年に公開された映画『20世紀少年＜最終章＞ぼくらの旗』以来、夫婦役を演じるのは今回が初めてになる。

杏子の人生の歯車を大きく狂わせ、その後も様々な形で杏子を翻弄していく壮一郎。汚職疑惑について否認を続けながら、顧問弁護士を通じて策を講じていく彼の姿には、別の深い思惑さえも感じさせる。一方で、壮一郎の女性スキャンダルによって夫婦関係にはヒビが入ったまま。弁護士復帰を果たし、輝きを取り戻していく杏子と、杏子に手を差し伸べた多田の存在に、壮一郎は徐々に気持ちを乱されていく。

今回の常盤との夫婦役について唐沢は、「常盤さんは映画で共演したこともあり、他にも何名か共演したことのある俳優さんがいらっしゃるので、 楽しみです」とコメント。「この作品の原作を見たとき本当に面白くて、これを日本に置き換えたらどうなるんだろうと思っていました」と期待を膨らませた。

法廷ドラマを中心にしながら、政治と家庭の両面を鋭く描く本作。唐沢は最後に、「家族を支えるため16年ぶりに弁護士復帰する杏子の奮闘と、次々に真相が明らかになっていく壮一郎の事件。毎回目の離せないストーリーになっておりますので、ぜひご期待ください！」とアピールした。