柴咲コウ、世界幸福度ランキング1位のフィンランドへ!サステイナブルライフを学ぶ

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今年7月、環境省から「環境特別広報大使」に任命された柴咲コウが、欧州きっての環境先進国・フィンランドへ“サステイナブル・ライフ”を求めて旅に出る模様に密着した『柴咲コウのサステイナブルな旅 “森と湖の国”フィンランドへ』(RKB・TBS系)が、12月9日(日)15時30分から放送される。

タイトルの“サステイナブル・ライフ”とは、「作って、使って、捨てる」のではなく、「作って、使って、再生させて、また作る」。リサイクルより大きな概念で、その素材自体も環境や生態系を壊さない社会を目指すという意味を持つ。

今回柴咲は、今年3月に国連が発表した「世界幸福度ランキング」で156か国中1位に輝き、欧州きっての環境先進国としても知られているフィンランドを訪問。生活のすみずみに根ざすサステイナブル・ライフを紹介する。

まず柴咲は、日本人も大好きな「サウナ」へ。フィンランド発祥のサウナは、元々神聖な場所とされ、自然と人を繋ぐ大切な空間だという。様々な使い方で楽しむサウナにふれる。

その後、フィンランドを代表する食器や家具店を扱っている店を訪れ、家具などは代々使い、物を大切にする事こそ価値があると考えられていることを知ったり、衣服はクロ-ジング・ライブラリー(洋服の図書館)と呼ばれるレンタルショップがあり、買わずに借りる事で無駄な服が出てこない上に、好きな服も楽しめることを学んでいく。また、100%廃棄食材だけを使ってメニューを作り、食品ロスを解消する対策に取り組んでいる珍しいレストランも紹介する。

さらに、柴咲はフィンランドの首都・ヘルシンキの中心部にある木造の巨大な教会「カンピ礼拝堂」も訪問。建物の外観や壁だけでなく礼拝堂のイスも木製のこの教会、礼拝堂の中では、一言たりとも発することは禁じられているが、その理由とは?

そして、日本でも地球環境の為に活動している人達の元を訪ねる。フィンランドと日本、同じ自然観を持っていることを感じながら、日本ももっと暮らしの中にサステイナブルな思想を取り入れ、行動するにはどうすればいいのか――。柴咲が「サステイナブル=持続可能な発展」を考える。

柴咲は「環境先進国であり世界で最も幸福な国と言われる北欧フィンランドへ取材に行きました。さまざまな環境問題に対して、政策だけでなく市民のチャレンジを取材しましたが、フィンランドは男女関係なく社会で活躍していて、接する人々皆さんがとても自然体にみえました。フィンランドの自然に対する考え方は、どこか日本と共通するものを感じました。この取材が、少しでも日本がサステイナブルな社会になるためのヒントになれば嬉しいです」とコメントを寄せている。

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