東野幸治、山根明前会長の登場に「そっくりさんかと思った」と衝撃『あらびき団SP』

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荒削りな一芸パフォーマーを紹介する『あらびき団』のNo.1決定戦『朝まであらびき団SPあら1グランプリ2018』(TBS系、12月29日土曜、第1部25:10~26:40、第2部26:50~27:50)の囲み取材が3日、都内で行われMCの東野幸治(ライト東野)と藤井隆(レフト藤井)が見どころを語った。

『あらびき団』発のお笑い賞レースとして年末の恒例となっている本番組。東野は「今年も年末スペシャルを放送させていただくことができて感謝しています」と感慨深げ。「ちょうど収録の前の日が『M-1グランプリ』の決勝で、感動した後に地獄のような内容。ぬるま湯のようで……」と本番組ならではの出演者の芸風を嘆きつつ、「それでも笑わしてもらった。感謝しています」とにっこり。

今回のゲストは、指原莉乃のほかファイナリストとして今年、ワイドショーを沸かせた日本ボクシング連盟前会長の山根明氏もいるが、東野は「めちゃくちゃ笑いましたよ。どうやって連れてきたんやろって。衝撃です。最初はそっくりさんかと思いました」と、この山根氏の出演シーンを絶賛。ファイナリストには友近ゆりやんレトリィバァらもいるが、「友近とゆりやんはもう出なくていいです。毎年来るんですけど、やっていることが長くて……」と頭を抱えている様子。さらに、「あらびき団は有名なパフォーマーは全然活躍しないんです。スター候補生のほうが活躍します」と続けた。

そうは言っても、この番組が大好きだといい、「めちゃくちゃ好きです。ほんまはもっとやって欲しいくらい。いろいろお笑い番組があるなかで、11年前にまだ日の当たらない人を世に出したいって(番組が)はじまったんですけど、いろいろあったお笑い番組が終わっていく中、これだけ残っていて……」と番組への愛着をしみじみ。一方で、本番組発のブレイク芸人がなかなか出てこないことを寂しく思ってもいる様子で「みんな見ているその時は笑うんですけど、太陽が昇ったら忘れてしまうみたいで……」とぼやきも!?

東野いわく、本番組は「地上波の最後の砦」だといい、「“見た目”や“人の失敗”で笑う番組ってもうないでしょう。地上波ではそういう番組はもうないんです」と力説。今回のスペシャルについても「腸にへばりついた便みたいな存在。一年に一回、たまっているものを出すという。そして太陽が昇ったらみんな忘れてしまう。これが何年も続けられるように頑張ります」と改めてアピール。藤井も「あらびき団で良かったという内容になっています。年末年始、TBSが自信をもって届けられる内容です」と東野同様、その内容に太鼓判を押していた。

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