吉川晃司『下町ロケット』“財前部長”スタイルで始球式に「今日も勝ちます!」とカープにエール

公開: 更新:

TBSで放送中の日曜劇場『下町ロケット』(毎週日曜、21:00〜)で、大企業・帝国重工の部長、財前道生を演じている吉川晃司が3日、地元・広島に凱旋。マツダスタジアムで行われた「SMBC 日本シリーズ第6戦 広島 VS ソフトバンク」の始球式に、衣装、メイクともに“財前部長”スタイルで登板し、キレのある投球を披露して観衆を沸かせた。

『下町ロケット』は、2015年10月期に放送され好評を博した同名ドラマの続編。池井戸潤の小説「下町ロケット」シリーズの第3弾「下町ロケット ゴースト」(小学館)を原作に、大きな転換期を迎えた佃製作所の新たな戦いが描かれている。土屋太鳳竹内涼真安田顕立川談春、吉川、杉良太郎ら前シリーズを盛り上げた多くの出演者が新シリーズでも引き続き出演。さらに新シリーズからの追加キャストとして徳重聡尾上菊之助イモトアヤコ神田正輝古舘伊知郎らが出演している。

今回、スーツ姿だったにも関わらず、華麗なピッチングを披露した吉川だが、上のジャケットを脱ぐと、ベストにはカープ坊やのロゴマークが入っており、「どこかにカープを身につけたいと思い、背中にカープ坊やの刺繍を入れ、気持ちを込めました」とコメントしている。また、「小学校の高学年ぐらいの時に、カープが初めて優勝したときのパレードで、ご家族の遺影を持ってらっしゃる方がいたのを強烈に覚えてます。みんな『おめでとう』ではなく、『ありがとう』と言っていて、やはり広島は他の球団とは違う、戦後の復興のシンボルなんだと思いました」と語った。試合に関しては、「これまで惜しい戦いが続いてますが、今日は密度が濃く、いつもと違う雰囲気に感じたのでこれが追い風になるといいですね。僕はこれまで始球式と国歌独唱で過去に2度出ているのですが、一度も負けがないので、今日も勝ちますよ!」とカープにエールを送った。

PICK UP