石原さとみ主演『アンナチュラル』が6冠!主題歌担当の米津玄師も登壇

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石原さとみ
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女優の石原さとみ、歌手の米津玄師が25日、都内で行われた「国際ドラマフェスティバル in TOKYO 2018」のメインイベント「東京ドラマアウォード2018」に出席。石原は主演ドラマ『アンナチュラル』(TBS系)で主演女優賞を受賞し、主題歌『Lemon』を歌った米津は主題歌賞を受賞した。

作品の質の高さだけではなく、“市場性”、“商業性”にスポットをあて、“世界に見せたい日本のドラマ”というコンセプトのもと、世界水準で海外に売れる可能性が高い優秀なテレビドラマを表彰する本賞。同ドラマは主演女優賞と主題歌賞のほか、連続ドラマ部門賞で優秀賞、野木亜紀子が脚本賞、塚原あゆ子が演出賞、『アンナチュラル』制作チームが特別賞を受賞し、計6冠を達成した。

同ドラマは日本に新設された死因究明専門のスペシャリストが集まるUDIラボを舞台にした、一話完結の医療ミステリー。ヒロインの法医解剖医を熱演した石原は「こんなにもいい意味で頑張らず無理をせず、プレッシャーを感じず、のびのびドキュメンタリーのようにやれる現場は初めてでした」とコメント。

放送開始前に前倒しで撮影が進んでいたため、反響を知ることができなかったことが不安だったという。「空をつかむ気持ちで撮影していたんです」と当時の心境を明かし、「でも、心から尊敬する塚原監督がいて、心から面白いと思える脚本があった」とスタッフを信じて撮影に臨んだと述懐。「貴重な経験ができました」と笑顔を見せた。

米津は司会の石坂浩二から「こういう場所に出てくるのは珍しいみたいですね」と声をかけられると、「出たくないわけではないんですけど、あんまり慣れていないんです。光栄な賞をもらえたんで(今回は)出てこようかなって」と照れくさそうな表情でコメント。

同曲については「個人的な側面で作った部分が強くなりすぎたので、ドラマに即したものになるか不安もあったんですけど、『アンナチュラル』が素晴らしいものになって、それを妥協なく作っているチームがいて、そこに自分が主題歌で関われたことは本当にありがたいことだなって思っています」としみじみ。「この曲が自分の手のひらをはねて、広い世界に旅立っていった。それはこのドラマのおかげだと思っています」と感謝していた。

なお、単発ドラマ部門のグランプリを受賞した『眩(くらら)~北斎の娘~』(NHK総合)に主演した宮崎あおいも登壇した。

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