有村架純、甘酸っぱい初恋を告白「小学生のとき、バスケ部男子に…」

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ドラマ『中学聖日記』(TBS系、10月9日スタート、毎週火曜22:00~)の制作発表会見が6日、都内で行われ、主演の有村架純をはじめ、岡田健史町田啓太吉田羊夏川結衣らメインキャストが出席した。有村は、初の教師役、しかも男子中学生に心惹かれていく役柄に「非常に難しい作品で、どう向き合っていけば良いか葛藤しながら演じています」と胸のうちを明かした。

本作は、女性向けマンガ雑誌「FEEL YOUNG」で連載中のかわかみじゅんこの同名マンガが原作。片田舎の中学校を舞台に、自分を大切に想ってくれる年上の婚約者がいながらも、赴任先の学校で出会った不思議な魅力を持つ10歳年下の中学生・黒岩晶(岡田)に心惹かれる女性教師・末永聖(有村)の禁断の純愛を描いたヒューマンラブストーリー。

これまで生徒役が多く教師役は初めてのため、今回の聖の立ち位置に対して「不思議な気持ちだった」という有村。役作りのため20代の女性教師に話を聞き、聖という役を立体化していったという。特に意識したのは教壇に立つシーン。一斉に先生を見つめる生徒たちの視線に対して「堂々としなければ」という気持ちを大切に撮影に臨んでいると明かした。

聖が心惹かれる生徒・晶を演じる岡田は、本作が俳優デビュー作。会見も初めてということで緊張した様子だったが、「多くの方にサポートしていただき、現場で晶という役を演じることができています。感謝でいっぱいです。撮影はとても刺激的です」と笑顔を見せた。

有村は「目から気持ちが伝わってくる」と岡田の演技を評価すると、「彼のお芝居でたくさん心が動かされます。とても幸せで楽しい現場です」と優しい目で岡田を見つめていた。

聖の大学時代からの恋人で婚約者の川合勝太郎を演じる町田は「自分の婚約者が中学生に心惹かれていると感じたとき、どのような気持ちになるのか、有村さんや岡田くんの表情を見ながら反応していきたい」と意気込みを語ると、勝太郎の上司・原口律(吉田)とのシーンにも触れ「律との関係は聖とは全然違うので、その対比も感じてもらえれば」とアピールしていた。

律は帰国子女で、バリキャリの毒舌系女子。しかもバイセクシャルという噂もあるという役。吉田は「監督からはミステリアスな女性と言われています。ミステリアスは言い換えれば、なんでもありということなので、自由に思いつくままに演じさせていただいています」と楽しそうに語っていた。

また、作品にちなんでキャストの初恋話も披露。有村は小学校4~6年生までバスケットボールを頑張っている男の子に恋心を抱いていたことを明かすと「バレンタインのチョコも渡してお返しももらったのですが、相手の気持ちは分からず、そのまま中学でバラバラになったきりです」と甘酸っぱい思い出を語っていた。

最後に有村は、「言葉で表せないような思いがいっぱい詰まった作品です。素敵なスタッフ、キャストの皆さんと心を込めて作っているので、ぜひ多くの方に見ていただきたいです」と作品をアピールした。

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