みなさん、こんにちは。アタシの名はエスムラルダ。新宿二丁目を中心に活動している、テレビドラマが大好きなドラァグクイーンだよ! 9月4日放送の第8話から、いよいよ最終章に突入する『義母と娘のブルース』(TBS系列、毎週火曜22:00~、以下『ぎぼむす』)。みなさんはご覧になっているかしら。

元キャリアウーマンの亜希子(綾瀬はるか)と、義理の娘・みゆき(上白石萌歌/子ども時代は横溝菜帆)の心の交流を描く、このドラマ。亜希子のキャリアウーマンキャラのおかしさや、笑えて泣けてほっこりする内容などが話題を呼び、第1話は11.5%だった平均視聴率が、第7話では15.1%にまで上昇。今期の連ドラの視聴率トップの座を堅持し続けているわ(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。

ちなみにアタシも、第1話はうっかり見逃してしまったものの、脚本が森下佳子さんと知り、慌てて第2話をチェック。以来、毎週欠かさず観ているし、特に第4~6話あたりは笑わされつつ号泣していたわ……。TBS(平川雄一朗ほか演出)×森下佳子脚本×綾瀬はるか出演の作品って、『白夜行』『JIN-仁-』『わたしを離さないで』など、今のところ(アタシ的には)外れナシなんだけど、また新たな名作誕生……!

今回は、そんな『ぎぼむす』に登場する3人の魅力的な男子たちを、アタシの独断と偏見で格付けしてみたわ!

■第3位 麦田章(佐藤健

第2章(第6話~。第1章の9年後)で亜希子が働き始めるパン屋「ベーカリー麦田」の経営者。「割といい加減な性格で、思い込みが強く、勘違いや漢字の書き間違いなどが多く、仕事も長続きしない男」という設定で、第1章ではバイク便、花屋、タクシー運転手、リサイクル屋、葬儀屋など、毎回違う職業に就いていた。

佐藤くんのチャラ演技が素晴らしいんだけど、キャラ的には今のところ、あまりいいところがないので、とりあえず第3位。ただ、今後は亜希子と章との関係性の変化が物語の大きな柱になりそうなので、どこまで魅力的な男になっていくか、楽しみだわ!

■第2位 黒田大樹(井之脇海/子ども時代は大智

みゆきの小学生時代のクラスメート。第1章ラストで転校するものの、9年後、再び美幸の前に現れ、「好きだった」と告白。動揺したみゆきが一旦は断ってしまうものの、2人は少しずついい雰囲気に。

大樹くん、子どもの頃から、みゆきが落ち込んだり困ったりしていると、さりげなく手を差し伸べてくれるというナイスなキャラで、アタシ的にはそれだけでグッとくるんだけど……。成長後の大樹を演じる井之脇くんが、とにかくかわいいのよ! 正統派イケメン……ではないんだけど、愛嬌があってクセになる顔なのよね。実際、アタシ、朝ドラ『ごちそうさん』で初めて井之脇くんを知ったときは、それほど気にならなかったのに、その後『ひよっこ』や『おんな城主 直虎』などで目にするたびに「あれ? この子結構かわいい?」と思うようになり、今ではすっかり虜に。みゆきと大樹の交際の行く末にも、井之脇くんの今後にも大注目だよ!

■第1位 宮本良一(竹野内豊

みゆきの父。妻に先立たれ、自身も病魔に侵されたため、一人残されるみゆきの身を案じて、亜希子との結婚を決意する。第1章ラストで死去。

いやあ、良一さん、最高すぎたわ……。亜希子とみゆきをひたすら優しく見守る良一さんのキャラに、演じる竹野内くんのかわいさ、包容力や温かみを感じさせる声がハマりまくっていて、何度キュンキュンし、何度泣かされたか……。「こんな素敵な男性と出会いたいッ」と思った人は、アタシ以外にもたくさんいたはず。

一方で、この作品が素晴らしいのは、章を第1章からちょこちょこ登場させていたこと。良一さんが魅力的すぎた分、第2章でいきなり章が亜希子の相手役(?)として現れたら、視聴者的にはちょっと抵抗を感じたはずだもの。そんな構成上の工夫と、井之脇くんのおかげで、アタシ、良一ロスを何とか乗り越えることができたわ……。

というわけで、あの手この手で視聴者を楽しませてくれる『ぎぼむす』。まだ観ていないという方は、今からでもチェックしてみて!

(文:エスムラルダ)

■9月4日放送『義母と娘のブルース』第8話あらすじ
亜希子 (綾瀬) が考えたプランに従い、麦田 (佐藤) は焼きたてパンを提供し、一時は客足も伸びたように見えていた 「ベーカリー麦田」 だったが、その作戦が仇となってしまい客足が遠のいてしまう。このままではまずいと考えた亜希子は、「ベーカリー麦田」 を一度閉店し、リニューアルオープンすることを発案! 早速、宮本家に主婦仲間を集め、「ベーカリー麦田」のパンについて意見交換会を開く。意見交換をするうちに、先代の作るパンは今の麦田が作るパンにはない「何か」があったことに気づくが……。

一方、リニューアルに向け改装準備に取り掛かる亜希子の一生懸命な姿を見て、みゆきは自分も全力で楽しいことを見つけようと考え始める。そして、「ベーカリー麦田」の立て直すには、先代のパンの味を復活させることと考える亜希子に対し、みゆきは「もっとお店に行くのが楽しくなる空間にしたい」と提案する。みゆきにも、少しづつ亜希子の再就職に秘められた想いが伝わってきていた。

はたして、無事リニューアルオープンの日を迎えることができるのか……!?

この記事のライター

エスムラルダ

1994年よりドラァグクイーンとしての活動を開始し、各種イベント、メディア等に出演。2002年8月、東京都の『ヘブンアーティスト』ライセンスを取得。ライター、脚本家としても活動している。

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