「獲って、触って、食べる」異端の生物ライターが伝えたい、いきものの魅力とは?

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8月26日(日)23時45分から放送される『情熱大陸』(MBS/TBS系)は、昆虫から魚類に爬虫類まで世界中を渡り歩いて多種多様な生物を取材し、文章と写真でその魅力を伝える生物ライターの平坂寛に密着する。

「(ゾウやライオンなど)大衆受けする生き物はほかの人たちに任せればいい。陽の当たらない生き物の魅力を伝えるのがぼくの役割」と言い切る平坂は、世界の果てに暮らす深海魚やイグアナなどの大物だけでなく、例えば都会の片隅に生息しながらも見たこともない変わった形のカタツムリやダンゴムシなどを積極的に取材し、記事に仕立ててきた。

また、その生態へのアプローチとして、調理し、食べるという行為も大切にしている。「いきものを五感で感じること」をモットーとし、「獲って、触って、食べる」という、3本の柱を軸に活動を続ける異端の生物研究者だ。

番組ではこの夏、本州から沖縄本島に石垣島、そしてアメリカのフロリダ、テキサスまで遠征取材に赴く平坂に密着。クワガタムシやヘビ、スッポンから見たこともない深海魚まで「広く獲る技術では、ぼくが日本一」と言う平坂。時に“珍生物ハンター”などとも呼ばれるが、本人は苦笑い。生物にも、人間に対してもどこまでも律儀でまっすぐな男が今の子どもたちに伝えたい“いきものの魅力”とは?

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