松本穂香『この世界の片隅に』で歌う「山の向こうへ」の先行配信が決定

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松本穂香がヒロインを務める日曜劇場『この世界の片隅に』(TBS系、毎週日曜21:00~)で、彼女が劇中に歌うドラマオリジナルの劇中歌の先行配信が決定した。

この作品は、原作が累計130万部を突破した、こうの史代の同名マンガ(双葉社刊)で、太平洋戦争の最中、広島県の江波から呉に嫁いだヒロイン・すず(松本)が、嫁ぎ先の北條家で夫・周作(松坂桃李)らとともに暮らすかけがえのない日常が丹念に描かれている、家族の愛の物語。

この作品で注目ポイントの1つとなっているのが、久石譲が本作のために書き下ろした音楽。8月29日(水)にオリジナル・サウンドトラックの発売が決定しているが、これに収録され、松本が歌うドラマオリジナルの劇中歌「山の向こうへ」で、その先行配信がこの度決定した。8月12日の第5話放送後の24時に、iTunes Store、レコチョク、mora他各主要DLサイトにて順次配信がスタートする。

この曲は、久石が作曲・編曲し、脚本を担当する岡田惠和が作詞したもので、劇中ですずが度々歌っている。わらべ歌とも唱歌とも子守唄ともとれるどこか懐かしいメロディ、シンプルながら奥深い歌詞が心地よく、聴く人をほっこりとやさしい気持ちにさせてくれる曲に仕上がっている。

この曲の収録後、松本は「レコーディングは初体験なのですごくドキドキして、終わってほっとしています。久石さんの曲と岡田さんの歌詞がとても合っていて、すずさんたちが暮らしている広島の江波や呉のちょっと昔の風景がふっと浮かぶような、優しい歌だなと思いました。何度か歌わせていただいたのですが、最後のほうは、スタッフさんやみんなの顔を思い浮かべながら歌いました。歌っていて自分自身、優しい気持ちになれました」と語っている。そして、最後に「久石さんが作ってくださった曲も、ドラマ全体の雰囲気も、とても優しく穏やかな時間が流れています。ぜひ、この歌を聞いて、ドラマもご家族揃って見ていただきたいです」とアピールしている。

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