TAKAHIRO、EXILE加入後「歌って気持ちよかったことはない」長年のスランプを告白

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EXILE加入から7、8年は「一回も歌を歌った後に気持ちよかったことはない」と語ったTAKAHIRO
EXILE加入から7、8年は「一回も歌を歌った後に気持ちよかったことはない」と語ったTAKAHIRO
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EXILEのTAKAHIROが、7月21日放送の『人生最高レストラン』(TBS系、毎週土曜23:30~)に出演。EXILEに加入する前の仕事や、長い間苦しんでいたスランプについて語った。

徳井義実(チュートリアル)と笹川友里TBSアナウンサーがMCを務める同番組は、料理の代わりにゲストの「人生で一番おいしかったものの話」をいただくグルメトークバラエティ。

21歳のときにオーディションを受けてEXILE入りを果たしたTAKAHIROは、それまで1年ほど原宿で美容師をしていたという。そのため、今でも女性のヘアスタイルについ注目してしまうそうで、「毛質とか、カラーしてどのくらい経っているのかなとか、生え癖とか」と女性の髪の気になるポイントを列挙。笹川アナや“常連客”の光浦靖子ら女性陣を怯えさせていた。

また、元美容師らしく、夏の髪のお手入れ方法についてもアドバイス。TAKAHIROは「よく、肌は夏になると日焼け止めするじゃないですか。髪の毛ってしないですよね。これけっこう大事なんですよ。髪の毛用の日焼け止めスプレーとかあって。それを夏場にやっておくと、冬の乾燥する時期に艶があるがどうかが変わってくるんで」と“お役立ち情報”を披露していた。

そんなTAKAHIROが今回、「男にしてくれた修行飯」と題し、絶品メニューの数々を紹介。EXILE加入後初のミリオンセラーを記録した際に、ご褒美としてメンバーと訪れた渋谷「山頭火」で食べた「しおチャーシューめん」や、美容専門学校時代を過ごした福岡でよく通っていた「博多元気一杯」の「チャーシューキクラゲラーメン」などが登場し、出演者の喉を鳴らした。

さらに、上京してから週4~5回は通っていたという目黒のもつ鍋屋「懐炉」には、アーティスト生命を救ってもらったと告白。デビューして最初のツアーが、アリーナツアーだったTAKAHIROは、環境の違いに苦戦。これまで歌ってきた場所とは、リズムの取り方も音のコントロールの仕方も、まるで異なることに困惑してしまい、好きな歌を歌えなくなってしまったという。

そこからスランプに陥ってしまい、歌うことが怖くなり、ファンが全員敵に見えた時期もあったそう。TAKAHIROは、「7~8年、ほぼほぼスランプで。個人的には一回も歌を歌った後に気持ちよかったことはなくて」と当時の思いを吐露。そんな彼をいつも癒やしてくれたのが「懐炉」のもつ鍋と、店のご主人・秋山さんだった。

何気ない話をしたり、助言をもらったりと、幾度となく、秋山さんに癒やされてきたTAKAHIROは、「懐炉」を「第二の実家」と表現。そして、店と秋山さんに支えられながら、EXILEの活動一時休止をきっかけに、スランプを脱出。TAKAHIROは、そこで初めて自分の時間を持てたといい、「楽曲を作ってみたりとか、家でなんとなくギターを弾いてみたりとか、ゼロから一を生み出すようになって初めて、自分が好きなことを仕事にしているんだなということに気づかされて。そこからようやく、気持ちよく歌えるようになった」と明かした。

番組では、この他に、TAKAHIROの“お酢好き”の一面をフィーチャー。ラーメン店「一蘭」での独特のお酢の使い方や、家でよく飲むという「リンゴ酢ハイボール」などについて語られた。

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