TOKIO松岡昌宏の『遠山金四郎』が再び!「憧れの大先輩」からバトン受け継ぐ

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TOKIOの松岡昌宏が主演を務めるTBS系ドラマ特別企画『名奉行!遠山の金四郎』が、8月13日(月)20時から放送される。

昨年9月に放送し好評を博した同ドラマは、遠山金四郎を松岡が演じ、人情あふれるお裁きと鮮やかな桜吹雪の彫り物が視聴者を魅了した。今作では、里見浩太朗のゲスト出演が決定。里見はTBSで放送した『江戸を斬る』シリーズの第7部(1987年・全30話)、第8部(1994年・全26話)で金四郎を演じており、松岡は里見から23年ぶりに金四郎役のバトンを受け取ったことになる。

里見は花火師の棟梁という役どころ。金四郎が行きつけの居酒屋の表で出会い、花火打ち上げ前の景気付けにと金四郎に酒を勧める。短い出演時間ながら印象深いシーンであり、里見の貫禄ある演技がドラマを引き締める。里見がスタジオのセットに現れると共演者とスタッフが拍手で迎え、和やかな雰囲気に。本番ではNGなしの一発で撮り終えた。

里見との撮影を終えて松岡は「子どもの頃から時代劇が大好きだった自分にとって『水戸黄門』の助さん役や、『江戸を斬る』で金四郎役を演じてこられた里見浩太朗さんは、まさに憧れの大先輩。時代劇のお手本のような存在です」と尊敬の眼差し。里見とは数回共演経験はあるが、セリフを交わす芝居は初めてといい「金四郎役で実現できて光栄です」と感想を語った。

一方、里見は「金四郎役は、北町奉行と遊び人の金さんの硬軟を1人で演じ分ける、俳優にとっては面白い役です。前作を拝見して、男の色気を感じられる松岡君の粋な金さんに感心しました。松岡君が演じることで広い世代に愛される金四郎になるよう期待しています」とエールを送った。

物語の舞台は幕府の厳しい倹約令に庶民の不満が募っていた時代。江戸では大きな商家で不審火が相次ぐなど不穏な空気が漂う中、幕府の存続を揺るがすような悪事が企てられていた……というストーリー。

前作に続いて、稲森いずみ加藤雅也中原丈雄神山智洋渡辺麻友、不破万作、平田満、原田美枝子らが顔を揃え、金四郎の活躍を支える。さらに、吹越満が錦絵絵師・歌川国芳役で登場する。

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