有村架純、女教師役で生徒と禁断の恋…『中学聖日記』

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女優の有村架純が、10月期のTBS系火曜ドラマ『中学聖日記』で、婚約者がいながらも、10歳年下の中学生の教え子に惹かれていく主人公の女教師・末永聖(すえながひじり)を演じることが発表された。

『中学聖日記』は、女性向け漫画誌『FEEL YOUNG』(祥伝社)で連載中のかわかみじゅんこの同名漫画を実写ドラマ化。片田舎の中学校を舞台に、自分を大切に想ってくれる年上の婚約者がいながらも、勤務先の学校で出会った不思議な魅力を持つ10歳年下の中学生・晶(あきら)に心惹かれていく女教師・聖の“禁断の恋”を描いたヒューマンラブストーリー。

有村は、NHK連続テレビ小説『ひよっこ』以来、約1年ぶりのドラマ出演で、民放連続ドラマは単独初主演となる。プロデューサーは、湊かなえ原作ドラマ『夜行観覧車』(2013年)、『Nのために』(2014年)、『リバース』(2017年)や、『アンナチュラル』(2018年)の新井順子、演出は有村主演の映画『コーヒーが冷めないうちに』で映画監督デビューを果たした塚原あゆ子らが手がける。

有村は、キラキラした青春時代、初めての恋、許されない想い……2人の男性の間で揺れ動き、己の恋心を必死で抑える切ない想いを描いた作品に「一言で表すと、新感覚。言葉にしようとすると難しいです」と率直な胸の内を明かすと「ガラスを扱うような、そんな感覚。『中学聖日記』は、青春の1 ページでは終わらない、壮大な恋愛物語だと思います」と解説。

さらに「参加を決めてから今までの間で、作品についてスタッフさんと話し合いながら、いろんな時間を過ごしました。そして、今のタイミングでこの作品、キャスト、スタッフの方々と出会えたこと、とてもうれしく思います。どんな3か月になるか、楽しみで仕方ありません。生徒と教師の禁断な恋愛ではありますが、爽やかな作品を目指して、切なさやずるさ、もどかしさを含めて、見てくださる方々の心を揺さぶる良い作品を作ります!」と抱負を語った。

原作者のかわかみは「自分の作品をドラマ化してもらえるのは、めったにない貴重な体験で、とても光栄なことだと思っています。特に私はフランスの片田舎で暮らしていて、そこで妄想してきたお話が、実際に今の日本を舞台に映像化してもらえるなんてなんだか夢のよう」と喜びを表現すると「主演の有村架純さん(朝ドラ見てました!)の、純粋さの中に強さのある眼差しで、聖を演じていただけるのは本当にうれしいです。透明な素肌感も、聖と通じるところがあると感じます。そして有村さんは手がとても美しい。手の表情にこだわって描いているので、そこも素敵なミラクルです」と感想を述べていた。

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