伊藤蘭がキャンディーズ時代、自宅に来たファンへ驚きの対応!元AKB48高橋みなみが絶句

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女優の伊藤蘭が、7月7日放送の『人生最高レストラン』(TBS系、毎週土曜23:30~)に出演。キャンディーズ時代の思い出や、夫・水谷豊との出会いについて語る場面があった。

徳井義実(チュートリアル)と笹川友里TBSアナウンサーがMCを務める同番組は、料理の代わりにゲストの「人生で一番おいしかったものの話」をいただくグルメトークバラエティ。

1972年に結成され、1975年の「年下の男の子」で大ブレイクしたキャンディーズ。伊藤は、その伝説のアイドルグループのセンターを務め、“ランちゃん”として一世を風靡。当時は、自宅にファンが何人もやってくるほどの人気だったという。

伊藤は「帰ると荷物を置いて、玄関から出ていって、“今日はこうだったああだったね”みたいな話をした」と、驚きのファンサービスを行っていたこと打ち明けた。今回の“常連客”であり、元AKB48の高橋みなみは、今では考えられない対応に絶句。「怖さとかはないんですか!?」と疑問をぶつけると、伊藤は「ないですね。危害を加えるとかそんな感じはないんですよね」と説明。むしろそのファンたちが伊藤に近寄る不審者を排除してくれていたという。

国民的人気を誇っていたキャンディーズだが、下積み時代にはかなりの苦労も。もともと音楽学校の生徒で構成されたスクールメイツのメンバーだった伊藤は、NHKの歌番組のアシスタントに他の2人と共に抜擢され、そこでキャンディーズを結成。伊藤は「歌番組ではマイクを運んだり、今週の歌を歌わせてもらったりとか」と振り返り、「生放送だったのでよく失敗して怒られて、トイレで集まって、“今日も怒られたね”みたいな感じで泣いてました」と当時のエピソードを披露した。

また、その番組では人気歌手たちの音合わせの代理を務めたこともあったという。小柳ルミ子や天地真理など、多忙を極め、スタジオに時間通りに入れない歌手たちの代わりに、キャンディーズがマイクの前に立つことも度々あったとか。伊藤は、「上手にできなくって、音合わせが始まるってときには、NHK中を逃げ回った」と告白。さらに、「メイクさんも追いかけてくるんですよ。“ちゃんとメイクしたの~!?”って(笑)。ドーランみたいな濃いお化粧は嫌だから、逃れていると追いかけてくるんです」と笑わせた。

キャンディーズで一時代を築いた伊藤は、女優に転身。その後、俳優の水谷豊と結婚することになる。現在はおしどり夫婦として知られる2人の初めての出会いはキャンディーズ時代。ある週刊誌の表紙を、すでに人気俳優だった水谷とキャンディーズが飾ることに。その撮影で初めて水谷と会った伊藤は、「(自分が)ハタチくらいですかね。あんまり話さなかったです」と回想。「撮影も終わりかけたときに、“忙しいんですか?”って(水谷が)声をかけてきて。でも隣にいたのはスーさん(田中好子)だったんですよ。だから、私は別に話しかけられてないし、みたいな感じで」と当時の様子を再現した。

伊藤が後から聞いた話では、表紙の撮影が終わると、水谷のほうから、「なんとなく名残惜しいんで、キャンディーズの方たちと握手させてください」と申し出たそうで、最後はスタジオの玄関に出ていき、全員で握手をして別れたのだという。

思い出話に花を咲かせた伊藤が今回紹介したのは、王道のジャパニーズイタリアン。六本木「シシリア」の土鍋のエビグラタンや、湘南「リストランテアマルフィ」の鎌倉野菜をふんだんに使ったアクアパッツァ、西麻布「キャンティ」の大葉やパセリがたっぷり入った「スパゲッティバジリコ」など、伊藤が食べ歩いてきたという絶品イタリア料理の数々に、出演者からはため息が漏れていた。

しかし、人生最高の一品はイタリアンではなく、なんとすき焼き。伊藤は、映画『男はつらいよ』の出演時に食べた柴又「高木屋」のすき焼きが今でも忘れられないそうで、「そのとき以上のものを食べたことがない」とまで発言。今回は、寅さんの実家のモデルにもなった「高木屋」で、当時、伊藤ら出演者に振る舞われたすき焼きを現在の女将が再現。伊藤も大絶賛したすき焼きの美味しさの秘密が明らかになった。

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