有吉弘行が、深夜でしか扱えないディープな話題を“毒っ気”のある目線で切り込む番組『有吉ジャポン』（TBS系、毎週金曜24:20～）。6月15日の放送では、いま空前のバブルだという大阪を特集した。

まずは、以前番組が紹介した、大阪で活躍するキャバ嬢「進撃のノア」のバースデーパーティーに潜入すると、1本10万円のシャンパンが50本、彼女のファンだという飲食店社長からは1,000万円の巨大シャンパンがプレゼントされた。また、スタッフが市内を取材していると、ホストが100万円を持ち歩き「これくらい持って歩かないとミナミ（大阪の繁華街）歩かれへん」と豪語する。

こうした水商売以外にも、現在大阪はバブル状態になっているという。なぜ、ここまで儲かっているのか？　それは外国人観光客のおかげなのだとか。産経ニュースが昨年発表した「急成長渡航先ランキング」でも、大阪は世界各国の都市を抑えて1位に。さらに、大阪を訪れた外国人観光客の年間消費額は、およそ1.2兆円と紹介された。

東京より大阪が人気の理由を調査していると、様々な理由が発覚。例えば、1泊1,700円～宿泊できるホテルがあったり、京都・奈良にある神社仏閣を回るなら、断然大阪の方が安く済むなど、費用を抑えながら旅行が楽しめることがわかった。よって、大阪にある格安ホテルは即満室。そのため、現在大阪ではホテルの建設ラッシュとなっている。その恩恵を受けている建設関係に勤める男性にインタビューすると、給料は年々右肩上がりで、120万円のダイヤのアクセサリーを購入することもできたのだとか。

また、ホテル以外にも家族で民泊を利用する団体も増えている。食事は、関西を中心にチェーン店がある「スーパー玉出」に行って購入するとのことで、無駄な出費を防いでいるそう。ちなみに同店では、外国人のお客さんが増えたこともあって、全48店舗で年間売り上げ500億円に到達した。このように外国人観光客がお金を落とすことで、大阪がバブルと言われていることが分かった。