飯豊まりえと武田玲奈がダブル主演を務め、2017年7月に放送された連続ドラマ『マジで航海してます。』（MBS／TBS系ネット）の続編が決定。『マジで航海してます。～Second Season～』と題し、2018年7月よりMBS／TBSドラマイズム枠にて放送されることがわかった（全6話）。

前作は、実際に働く船員達に取材を重ね、海の上で起こる「仰天体験」や、上陸後の「船乗りあるある」などをたっぷり詰め込んだ、いわば海のお仕事コメディとして、女子大生の坂本真鈴（飯豊）と石川燕（武田）が実習船に乗って女性航海士を目指す姿が描かれた。そして本作では、自動車運搬船を舞台に、彼女たちが海洋大学を卒業した後、いよいよ夢を掴み、船乗りの第一歩を踏み出した後の物語となり、日本の暮らしには欠かせない「外航船員」（航海士・機関士）について描かれる。主演は引き続き飯豊と武田が務めるほか、続編ということで男性キャストは一新される。

飯豊演じる真鈴は、小学生の時に豪華客船を見て船の虜になり、海運業界を就職先に選んだというガチの船舶大好き女子。女性航海士を目指して奮闘していた彼女は、無事に大学を卒業し、いよいよ三等航海士として本格的な乗船勤務をスタートさせていた。半年の航海で、シンガポール、ヨーロッパと世界各国を回る多忙ぶり。周りの空気が読めない超天然な性格はそのままで、仕事に慣れて余裕をかましているせいか、近頃は失敗続き。

一方、武田が演じる燕は三等機関士になっていた。ムードに流されやすく優柔不断な性格の燕だが、丁寧な仕事ぶりで周りからの信頼も厚く、二等機関士への昇格も目前だった。しかし突然、会社の都合で陸上勤務になってしまう。泣く泣く船から降りた燕は、仕事もプライベートもトラブル続き。アフター5での合コンに参加し、そこで出会った男性とデートにチャレンジしてみる燕だが、久しぶりの陸での恋は慣れないことばっかりで……!?　海で、陸で、仕事とプライベートに奔走する2人のキュートなドタバタ奮闘劇が幕を上げる。

監督は『片腕マシンガール』『電人ザボーガー』ドラマ『監督学園―プリズンスクール―』などの井口昇。脚本は『ストレンヂフルーツ』などを手掛けたアサダアツシ。今回もオリジナルストーリーで、1年間のキャリアを経て女優として大きく成長した2人のために当て書かれた。

飯豊は「1年後に続編でこんなにはやく帰ってこられるなんて本当に嬉しく思っています。また真鈴ちゃんを演じられること、そしてこの作品にまだ出会ってなかった視聴者の皆さんに届けられること、1年ぶりに相棒の玲奈ちゃんとお芝居ができること、考えるだけで今からとてもワクワクしています。噛み締めながら……マジで後悔しないように楽しみたいと思っています（笑）。新しい仲間の方も加わってさらにパワーアップした『マジで航海してます。』をお届けできるように、チームみんなで心を込めて頑張りますので待っていていただけると嬉しいです」とコメント。

武田は「続編に出演させていただけること、大変嬉しく思います！　燕もどう成長していくか私自身も楽しみですし、ぜひ注目していただきたいです！　一年ぶりにまりえちゃん、井口監督やスタッフさんとまたお仕事ができることもとっても楽しみですし、新しく加わるキャストの皆さんとの撮影も頑張っていきたいと思います！　観てくださる皆さんと一緒に航海が出来たらなと思います!!!　素敵なドラマになると思うのでぜひお楽しみにー!!」と元気に語っている。

『マジで航海してます。～Second Season～』は、MBSでは7月29日にスタート、毎週日曜24時50分より放送。TBSでは7月31日にスタートし、毎週火曜25時28分から放送される。