相撲選手の野崎舞夏星（のざき・まなほ）が、6月10日放送の『情熱大陸』（MBS／TBS系ネット、毎週日曜23:00～）に出演する。

レオタードの上にまわしをつけたスタイルで熱戦が繰り広げられる女子相撲。「土俵は女人禁制」というイメージもあるが、女子相撲を含むアマチュア相撲ではそうしたタブーもなく、スポーツとしてオリンピックの正式競技入りを目指すべく、90年代から国際化も進められてきた。

そんな中で、身長160センチと小柄ながら、高校3年生の時に女子軽量級で世界チャンピオンに輝いたのが野崎だ。現在は21歳の女子大生、実力に加えてその美貌から「可愛すぎる力士」と話題を呼び、女子相撲の興隆に大きく貢献していると言っても過言ではない。

小学生時代にはレスリング全国2位、高校時代は柔道県2位という経歴を持つ野崎の持ち味はスピードと多種多彩な技で、自分より体格の大きな相手にも臆することなくぶつかっていく圧巻の相撲に、「男子よりも迫力がある」とファンになる人も少なくない。

立命館大学でもさらなる活躍が期待されていたが、実は現在、度重なる右肩のケガで手術するなど、満足のいく相撲がとれていない。来年、就職を考えている彼女にとって最後の世界一への挑戦が、来月台湾で開かれる世界選手権大会だ。

番組では、男子部員に交じって日々稽古に汗を流す野崎に密着。昔から負けず嫌い、負けたらいつも泣いていた彼女が見せる最後の挑戦……。果たして、野崎は再び世界の頂点に立つことが出来るのか。土俵に生きる21歳の素顔をカメラが追う。

※野崎舞夏星の「崎」は、正しくは「たつさき」