中田英寿や小沢健二に石田純一まで…ジローラモの幅広い交遊録に驚愕

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タレントのパンツェッタ・ジローラモが、6月2日放送の『人生最高レストラン』(TBS系、毎週土曜23:30~)に出演。日本とイタリアの文化の違いや、意外な交友関係を明かして番組を盛り上げた。

徳井義実(チュートリアル)と笹川友里TBSアナウンサーがMCを務める同番組は、料理の代わりにゲストの「人生で一番おいしかったものの話」をいただくグルメトークバラエティ。今回は、「外国人が驚いた! 本場を超えるアレSP」と題して、ジローラモとお笑い芸人の厚切りジェイソンが、日本のおすすめの店を紹介した。

日本で暮らすようになって30年。故郷のイタリアよりも、日本での生活のほうが長くなったというジローラモ。若い頃は、今よりも遊び人だったらしく、頻繁に麻布十番へ繰り出していたという。当時、その麻布十番では、石田純一によく遭遇したそうで、一緒に遊ぶことこそなかったが、店で出会うと「おお、先輩!」「後輩!」とあいさつを交わす仲だったとか。

そんなジローラモが「本場を超えるイタリアン」だと太鼓判を押すのが、麻布十番のビルの4階にある「ピアット・スズキ」という小さなイタリア料理店。旬の魚や京野菜をメインにしたイタリアンで、ジローラモは店を切り盛りする鈴木シェフを「素材の味をそのまま活かす天才」と大絶賛。そして、毎回、この店で必ず食べていたのが「小ハマグリと青唐辛子のボンゴレ」というパスタだった。

この料理は、水と白ワインで煮たハマグリにパスタを合わせただけのシンプルなものだったが、ジローラモは「美味しさを出すのは簡単だけど、簡単じゃない。簡単な料理は一番難しいんです」と説明。そして「いくら食べても飽きない味」「いろんなところに行くけど、彼のところには毎日行ってもおかしくない」と褒め称えた。

そんなお気に入りの店で、ジローラモがいつも座るのはカウンター席。女性とデートの際に、シェフを交えて3人でしゃべることができ、女性との距離を一気に縮められるからだと説明し、出演者を感心させていた。さらに、カウンター席にまつわる豆知識も披露。イタリアにはカウンター席が無いそうで、「日本では寿司とか、一人で食べに行っても大丈夫じゃないですか。イタリアでは、一人で食べに行く人あんまりいないんです。一人で食べに行くと、みんな見るんです。女性だったら、男の人を探しに来たと思われる」と文化の違いを語った。

また、この「ピアット・スズキ」の鈴木シェフは、かつて麻布十番の「ヴィノ・ヒラタ」という老舗イタリアンレストランのシェフだったそうで、ジローラモも来日当初はよく「ヴィノ・ヒラタ」に通っていたのだとか。ジローラモは、「ほとんど毎晩、私と中田英寿と小沢健二とか、いつも3人であそこに行っていた」と意外な交友関係を告白。さらに、「ジョン・レノンの息子とかもよく来ていた。遅くまでやっている店があの店しかなかったから」と回想し、再び出演者を驚かせた。

この他、番組では厚切りジェイソンがおすすめする日本の店や料理も紹介。下北沢の「ヴィレッジヴァンガードダイナー」のボリューミーなハンバーガーや、渋谷の「WE ARE THE FARM」で食べられる旬の野菜を使ったバーニャカウダなどを取り上げた。

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