郷ひろみ、熱狂的なファンとの攻防戦を告白「いつもステージに上がってくる」

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歌手で俳優の郷ひろみが、5月26日放送の『人生最高レストラン』(TBS系、毎週土曜23:30~)に出演。世の中に出回っている郷の“噂話”に関するトークで盛り上がった。

徳井義実(チュートリアル)と笹川友里TBSアナウンサーがMCを務める同番組は、料理の代わりにゲストの「人生で一番おいしかったものの話」をいただくグルメトークバラエティ。

もともと美味しいものを見つける嗅覚に自信があり、初めての店でも「絶対に外さない」と自信満々の郷。今回紹介するのは、昔から通い詰めている名店の数々だ。赤坂の中華料理店「四川飯店」の担担麺や、日本橋の西洋料理店「島」の黒毛和牛のヒレステーキなど、食通の郷ならではの店や料理が紹介される度に、全員が感嘆の声を漏らしていた。

そんな郷には、数々の“噂話”があり、今回はその真偽を確認することに。まずは、「55歳の頃から、なぜか利き手を右から左にシフトした」という噂。郷は「変えられるものは全部変えました」と、この噂が事実だと認め、食事も歯磨きも、これまで右手だったものを左手に変えた、と明かした。

出演者たちから理由を問い詰められると、「そのときは身体のバランスを取りたいと思ったんですよね」と郷。これまで右手だけを使っていたので、「偏っているのかな」と思ったのがきっかけだったという。そして特訓の末に、ほぼ左利きに。「それこそ担担麺、両手で食べられますからね」と得意気の郷だったが、字だけはどうしても直せず、今でも右利きなのだとか。さらに、「左利きにして良いなと思うことは?」と聞かれるも「全くわかんないですね」と答え、笑いを誘っていた。

続いては、郷のデビュー直後、「コンサートに機動隊が配備されたことがある」という噂。これに対しても郷は、「僕たちがデビューした頃っていうのは熱狂的な時代だったんですよね」と認めた上で、「ファンの人もコンサートの最後はステージに上がってくるっていうのが常だったんですよ」と当時の熱狂ぶりを回想。さらに、「絶対上がってきます、ものすごいんですよ。よじ登ってくる。だから、うちのスタッフが上下にスタンバイして、上がってきたら押し返したり、間に合わなかったら、そのまま楽屋から出したり」とファンとスタッフとの間で壮絶な押し合いがあったことを打ち明けた。

郷は当時のファンの行動について「熱狂的な気持ちの表れだったと思うんですよね」と理解を示し、「(コンサートでは)失神もありました。そういう時代だったんだと思います」と振り返った。

今回は他にも、和菓子が大好きだという郷の「楽屋見舞いリスト」の一部を公開。駒込「中里」の揚最中や、浅草「亀十」のどら焼き、京都「レストランよねむら」のトリュフクッキー、岡山「宗家源吉兆庵」の陸乃宝珠など、数々の銘菓が登場。シチュエーションや頻度によって、差し入れる銘菓を変えていくという郷の細やかさに、出演者全員が深く感心していた。

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