スキマスイッチ、下積み時代の節約メニューとは?「今考えればごちそう」

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ミュージシャンのスキマスイッチ大橋卓弥常田真太郎)が、5月19日放送の『人生最高レストラン』(TBS系、毎週土曜23:30~)に出演。デビュー前の下積み時代に培われた独自の節約レシピを語った。

徳井義実(チュートリアル)と笹川友里TBSアナウンサーがMCを務める同番組は、料理の代わりにゲストの「人生で一番おいしかったものの話」をいただくグルメトークバラエティ。

今年でデビュー15周年。これまでにツアーで全都道府県を周り、各地の美味い店を知るスキマスイッチの2人だが、デビュー前の下積み時代は、かなり貧しい食生活だったという。

曲作りのための“合宿”を双方の家で行っていた2人。ある日、大橋が常田の家に泊まったときに、食事として出てきたのが、カビの生えたパンだった。大橋は「ただ、パンはカビのところ取れば、まぁ食べられると」と納得。しかし、次に出てきたのは、やはり半分カビたイチゴジャムの瓶。「さすがに、それはちょっとキツい」という大橋に対し、常田は、「カビてないほうはいけるから」と返したという。イチゴジャムは液体のため、カビの胞子が全体に回ってそうだと主張する大橋に対して、「大丈夫だから」と諭す常田。結局、2人とも腹痛を起こすこともなく、大橋も「今考えればごちそうでしたね」と振り返った。

さらに、2人の貧乏生活を支えたのが、常田の実家から送られてきた米とツナ缶だった。常田は、「お金がないので編み出したのが、ツナマヨ丼」と当時を回想。炊いたご飯の上に、ツナを乗せ、その上にマヨネーズをかけるというシンプルな料理だが、常田にとってはごちそうで、次第に、「なんとかして2日目いけないか?」と考えるようになったという。

常田は、「ツナ缶の油を一回、別の皿に移して、油を取っておくんですね」と説明。1日目は油分を切ったツナを使ったツナマヨ丼を食べ、2日目には、取っておいた油だけをご飯にかけて食べていたという。徳井から「ツナを半分残すという発想はないんですね?」と問われるも、「そうするとツナ美味しくないんで」と独自のこだわりを語っていた。

また今回は、大橋が高校生の頃から通い詰めている「吉野家」の牛丼に対するこだわりを熱弁した他、ツアー先でよく食べる「最強ツアー飯」も紹介。山下達郎や坂本龍一など、数々のミュージシャンが訪れるという広島県広島市の鉄板焼屋「八戒」の鉄板料理や、福山雅治や槇原敬之も大好きだという新潟県妙高市「たちばな」のとん汁など、有名ミュージシャン御用達の店の数々に、スキマスイッチの2人も太鼓判を押していた。

さらに、2枚目のシングル「奏」を作っていたときに、スタジオでよく頼んでいたという出前専門店「キッチンくわばら」のエピソードも披露。番組では、すでに閉店していた「キッチンくわばら」のご主人を探し出し、当時の2人の心の支えだったメニュー・焼肉チャーハンを再現してもらうことに。ご主人が12年ぶりに作ったという焼肉チャーハンを食べた2人は「これこれ! うわ、懐かしい!」「あ、美味い!」と思い出の味に舌鼓を打っていた。

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