オダギリジョー、土屋太鳳主演『チア☆ダン』で新境地!ダメ教師役に

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土屋太鳳が主演を務める7月クールの新ドラマ『チア☆ダン』(TBS系、毎週金曜22:00~)に、オダギリジョーが出演することが決定。さらに、チアダンス部員役の追加レギュラーキャストも発表された。

本作は、福井県立福井商業高校のチアリーダー部「JETS」が、2009年に全米チアダンス選手権大会で優勝したという実話をもとにした大ヒット映画『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』(主演:広瀬すず)のドラマ化。映画の世界観を引き継いだまま、映画から数年後の世界を舞台に、新たなオリジナルストーリーが展開される。勉強も運動も中途半端な高校の弱小チアリーダー部にいる主人公・藤谷わかば(土屋)が、東京から来た強引な転校生・桐生汐里から誘われたことに機に、チアダンスを始める青春ストーリーとなっている。

オダギリが演じるのは、やる気ゼロのダメ教師・漆戸太郎。ダンス経験も無く、チアダンス部の顧問など自分に務まるはずがないと拒否していたが、わかばたちの熱い思いに巻き込まれる形で、結果的に顧問を引き受けることに。そんな太郎は最初からやる気ゼロな教師だったわけではなく、かつては金八先生に憧れ、夢中で生徒指導に邁進する教師であったが、前任校で起こったある出来事で夢を失い、心が折れてしまった。しばらく休職していたが、かつての恩師である福井県立福井西高等学校の校長に声をかけられ、復帰することに。夢に破れ挫折した中年教師が「打倒JETS! 全米制覇!」という夢に突き進む少女らと一緒に、熱いチアダンスの世界へと足を踏み入れ、教えることへの情熱を取り戻し再生していく。

オダギリが連続ドラマにレギュラー出演するのは『重版出来!』(2016年・TBS)以来。今作では大人の色気漂うこれまでのオダギリとは違う、どんくさく、生徒になめられている事すら気にしないという役どころ。オダギリの新境地となる、今まで見たことのない姿に注目だ。

そして、わかばたちと同じ目標に進むチアダンス部員として、足立佳奈(梶山カンナ役)、堀田真由(稲森望役)、福地桃子(芦田さくら役)、石崎なつみ(三枝美菜役)、坂ノ上茜(樫村恵理役)、溝口恵(菅沼香役)、守屋ことり(大竹真子役)、佐生雪(武藤夕実役)も出演。彼女たちは、1000人を超える応募者の中からオーディションで選ばれ、今年の1月から週3回以上のダンスレッスンを重ねているという。

今回発表されたキャストと、主演の土屋からコメントが到着。以下にて紹介する。

<漆戸太郎役・オダギリジョー>
こういう爽やかな学園ドラマに今まで関わったことがなかったので、出演のオファーをいただいた時にはこんな汚れた自分が、ピュアな女子高生たちの中に混ざって良いものだろうかと思いました。僕は爽やかでもないし、人を導くようなタイプでもないので、今までにない新しい自分の中の可能性を感じる作品だと思っています。今回演じさせていただく太郎という役は、過去にトラウマがあって、一歩前に進むことに躊躇している教師です。昔は一所懸命がむしゃらに前に進んでいた時期もあったのですが、今はくすぶってしまっている部分をチアダンス部の彼女たちに引っ張ってもらいながら、もう一度昔の自分を取り戻していくという役どころなのだと思います。僕自身はチアダンス部の彼女たちを支えるというのはおこがましいので、彼女たちがより魅力的に輝くための、隠し味程度に彼女たちの隣にいさせてもらえたらと思っています。

<藤谷わかば役・土屋太鳳>
今回、チアダンでオダギリジョーさんと初めて共演させていただきます。オダギリさんは、映像でずっと拝見させていただいていた方でしたので、その独特な空気感とお芝居を直接目の前で見て感じることができることにすごくドキドキしています。

<梶山カンナ役・足立佳奈>
映画で観たあの『チア☆ダン』がドラマ化されて、そのメンバーに選んで頂きとても光栄で嬉しかったです。体力には自信がありますが、チアダンスは初めてなのでみなさんの足を引っ張らないように、持ち前の笑顔で常に明るく頑張ります!

<稲森望役・堀田真由>
この度、稲森望という役をいただき、『チア☆ダン』の世界に入れることに大変喜びを感じております。チアスピリッツの意味でもある元気・応援、そして、互いに励まし合うを心に、観てくださる方々に温かい気持ちをお届けできるよう精一杯頑張ります!

<芦田さくら役・福地桃子>
沢山の方にパワーをお届けできるそんな作品に携わることができ、とても嬉しくドキドキしています。この作品と同じようにパワー溢れる共演者の皆さん、スタッフさんに囲まれている現場なので、私も全力で挑みたいという気持ちでいっぱいです。

<三枝美菜役・石崎なつみ>
大好きなチアにこうして携わることができて、本当に嬉しいです! 高校ではチアダンス部で、当時からJETSさんは憧れでもあり、いつか越えたいと思っていた存在でした。そのアツい気持ちを、この作品に全てぶつけていきたいと思っています!

<樫村恵理役・坂ノ上茜>
『チア☆ダン』がドラマ化するという話を聞いた時から、この作品に携わることができたらいいなと願っていました。なのでオーディションに合格したと聞いた時は飛び上がるくらいうれしかったです!!(実際はロケバスの中にいたので、できませんでした笑)この気持ちを忘れず、責任を持ってお芝居やダンスと向き合っていきます。観てくださる方々へ元気を届けられるよう全力で頑張ります!

<菅沼香役・溝口恵>
『チア☆ダン』は映画を観ていて大好きな作品だったので、「ドラマには絶対出演したい!」と思ってオーディションに参加しました! 自分も『チア☆ダン』に出演できるということが、ただただ幸せです! 今回、香を演じるにあたり、人生で初めて髪の毛を茶色に染めて役の準備をしました。チアダンスのレッスンもみんなでずっと頑張ってきました。観てくださる皆さんの心に残る作品を届けられるようにチーム一丸になって撮影も頑張ります!ぜひ、『チア☆ダン』をよろしくお願いいたします!

<大竹真子役・守屋ことり>
まず、この作品がドラマデビュー作になること、すごく嬉しいです。オーディションの前も後も、『チア☆ダン』のことを考えると涙がポロポロ出てくるくらい、「受かりたい!」という強い思いがありました。それから半年以上が経った今、あの時願っていたこの現場に居ます。ここで過ごせる1分1秒の幸せを噛み締めて、共演する先輩方から学ばせていただき、最後まで全力で突っ走ります!

<武藤夕実役・佐生雪>
連ドラに出演させていただくのは今回が初めてで、わからないことだらけで、正直少し不安もありますが、チアダンスをずっと一緒に練習してきたメンバーたちとのお芝居なので、その面に関しては安心もあり、楽しみでもあります。色々な面で学ぶことが多い現場になると思います。武藤夕実をどう作っていけば、夕実としてドラマにほんの少しでも色が出るか。そして、観て下さる皆さんにとって毎週金曜日が楽しみになるように、精一杯芝居もダンスもさせていただきます。色々な立場や気持ちで観て下さる方がいると思いますが、その1人1人が自分の青春となるように、私たちも思い切り青春を送りたいと思います。

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