出川哲朗が本当に“ヤバイ”と思ったグニュグニュのゲテモノ料理

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お笑い芸人の出川哲朗が、4月14日放送の『人生最高レストラン』(TBS系、毎週土曜23:30~)に出演。若手時代の苦労話や、芸人として“美味しかった”料理の話などを明かした。

徳井義実(チュートリアル)と笹川友里TBSアナウンサーがMCを務める同番組は、料理の代わりにゲストの「人生で一番美味しかったの話」をいただくグルメトークバラエティ。

スタジオに登場した出川は、「リアルに世界中の名店でその場の味を食べてきている」と豪語。グルメの上の“グルマー”を自称し、他の出演者からの「小学生並みの味覚では?」という疑惑を一蹴した。

そんな出川の思い出の店は、渋谷の「ゴールドラッシュ」というハンバーグ店。20代で映画専門学校の同級生だったウッチャンナンチャンと劇団を旗揚げし、座長として忙しい毎日を送る中、時々自分へのご褒美として、この店のハンバーグを食べていたという。

しかし、30代前半になり、出川はこの店に行けなくなってしまう。体当たり企画で人気を博したバラエティ番組『進め!電波少年』への出演で一気に顔が知られるようになると、街を歩くだけで渋谷のチーマーたちから絡まれることが多発。中野に住んでいた出川は、この“出川狩り”を恐れて、渋谷に行くことができなくなってしまった。

出川は「ロケとかしていても物を投げられたり、“みんなでやっちまおうぜ”って言われてロケが何度も中止になったりした」と、当時の悲惨な状況を回想。さらに、「知らない人が夜、毎日来ちゃうんだもん、家に」と振り返った。チーマーたちは遊び半分で当時の出川宅を訪れ、のぞき穴を壊したり、その壊した穴からキリを突っ込んだりしてきたのだという。

そんな状況下でも仕事は増え続け、同時期には過酷な海外ロケを何度も体験。いわゆる“ゲテモノ”と呼ばれる料理もたくさん食べたそうで、その中でも印象に残っているのが、ミクロネシアのヤップ島で食べた「コウモリの生煮」だった。

「本当にいろんなものを食べてきたけど、これが一番きつかった」という出川。「コウモリの生煮」は、その名の通り、コウモリをそのまま鍋の中に入れて煮ただけの料理で、ミクロネシアでは祝事などで出される郷土料理なのだとか。

「(コウモリの)お腹とか切ってくれるんだけど、生煮だからグニュグニュなのよ」と振り返り、さらに臭くて味も無かったそうで、「これは思い出しただけでもちょっと」と顔をしかめた。ただ、芸人にとっては、とても“おいしい”料理。出川も、「やっぱり画的にはおいしかった」と、仕事としては大成功だったことを明かした。

今回は、他にも電動バイクの旅で訪れた石川県能登半島・七尾市の寿司屋「大将」や、中野のハンバーグ店「カウボーイ」、奥さんの作る出川家のカレーなどを紹介。出川が食に対するこだわりを語り尽くした。

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