梅沢富美男がブチ切れ!アルゼンチンのデタラメ侍集団、殺陣界の風雲児が成敗

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おぎやはぎがMCを務める大型特番『ぶっこみジャパニーズ11』(TBS系)が、4月5日(木)20時より3時間にわたり放送される。

同番組では、海外の“ニセクールジャパン”に、日本が誇る和のカリスマたちが正体を隠して潜入調査し、正しい日本文化を伝授。スカッとすると同時に、改めて日本文化・伝統の良さが見えてくる人気シリーズの第11弾。3時間スペシャルの今回は、「アメリカ 和食編」と「アルゼンチン 殺陣編」の2本立てとなる。

まずは、アメリカ・フロリダ州マイアミでとんでもない和食店を発見。この店でシェフを務めるイタリア人男性は、これまで来日の経験はない。彼はスペイン・イビサ島のレストランで日本人に寿司と天ぷらを習い、そこで独自の和食を提供。セレブを相手に1皿1億円の料理を作っていたらしく、自らを“ミリオンダラーシェフ”と名乗る豪快な男だ。

彼のこだわりは、とにかく盛り付けをゴージャスにすること。その言葉通り、天ぷらを盛り付けるのはなんと本人がデザインしたハイヒールやバッグ。天ぷらよりも器の方が目立っており、食べるのに一苦労するかに見えるが、意外にも女性客には人気らしい。他の人気メニューは寿司だ。しかし、この店の寿司にはシャリが使用されていない。ライスペーパーでイベリコ豚とレタスを巻いたものが、この店の寿司だ。シェフは「米を使った寿司はもう古い」と豪語し、“盆栽寿司”と呼ばれる器は、その異名に相応しいキャンドルのオブジェだ。

そんなとんでもない和食を提供する店に、天ぷら&寿司、和のカリスマ2人が正体を隠して潜入調査。何も知らないシェフは独自の技術を伝えようと奮起するが、逆にそれが2人のプライドを傷つけてしまう展開に。果たして、和のカリスマ2人は“マイアミの悲劇”を乗り越え、“ぶっこみ”を成功させニセジャパンに正しい日本の技術を伝授することができるのか?

そして、アルゼンチンのデタラメすぎる侍集団には、「剱伎衆かむゐ」主宰・島口哲朗が正体を隠して密着。長年剣術を学び、殺陣パフォーマーとしても国際的に活躍する島口は、映画『キル・ビル』の殺陣・振付も担当し、俳優・梅沢富美男も彼の剣術・殺陣を絶賛する“殺陣界の風雲児”である。

そんな“リアル・ラストサムライ”の潜入先は、日本、そして侍が好きでパフォーマンス活動を2年も続けているダメ集団。彼らは、侍の基本動作をなぜか大外狩りだとレクチャーし、楠木正成の名が刻まれたのぼり旗にはなぜか葵の御紋が……。さらに、最強の武器がディフェンス面でも優れているという金棒らしい。そんなダメ集団からの怒涛の侍修業に、島口は「侍精神の冒涜に他ならない」と“ぶっこみ”を決意! 侍マスクショーで成敗する。

VTRを見守っていたおぎやはぎは「11回目の今回も新鮮に楽しめました。今回は新しい“ぶっこみ”のパターンもありましたし、最後に正体を明かすショーの場面では、シルク・ドゥ・ソレイユのような演出も今後はできるのではないかと、新たな発見もありました」と感想を。また、スタジオゲストとしても登場した梅沢については「いつもの感じでキレてましたね(笑)。日本の伝統を大事にされている方なので、そこを守らない人を見ると許せないんでしょうね」と語る。そして「殺陣編に登場するアルゼンチンのパフォーマーは見どころの一つですね。とにかく殺陣になっていない。下手だけど、知識はたくさんあって、本当に好きなんだなと感心しました。やはり、指導者は大事なんだなと思いましたね」と語っている。

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