平昌五輪4位・宮原知子を支えたコーチ濱田流のジャンプ指導

公開: 更新:

フィギュアスケート選手の宮原知子を育てたコーチの濱田美栄が、3月4日放送の『情熱大陸』(MBS/TBS系ネット、毎週日曜23:00~)に出演する。

平昌五輪で、ミスのないパーフェクトな演技で自己ベストを大幅に更新し、五輪初出場にして、フィギュアスケート女子4位を獲得した宮原。演技直前、リンクサイドで手を繋ぎ、額を合わせ目をつむる宮原と濱田の姿が印象的だったが、これは宮原がシニアに上がった頃からの、2人のルーティーンだという。氷上での孤独な闘いに挑む宮原を、陰に日向に支え続けて来た濱田。その存在は、去年怪我に苦しみながらも五輪初出場を果たし、好成績を残した宮原の大健闘を語る上では計り知れないほどだ。

コーチ歴35年という大ベテランの濱田だが、宮原以外にも、本田真凜、紀平梨花らといった実力ある選手を数多く教えており、去年の全日本選手権では10位以内のうち実に4人が濱田の門下生という。一体なぜ、彼女のもとにこんなにもトップスケーターが集まるのか? その練習にカメラを向けてみると、濱田流のジャンプ指導にはある秘密が隠されていた。

また、去年5月のカナダ・アメリカ遠征にて、本田らのシーズンプログラムを作り上げていった様子にも密着した。遠征先では、選手と一つ屋根の下で過ごす事も多い。スケート指導以外にも料理や洗濯、さらに航空券や宿泊先の手配までこなす濱田の姿はまるで母親のようだ。心身共に深い絆で結ばれ、選手に大きな影響を与えるスケートコーチという仕事の舞台裏も伝える。

PICK UP