日米朝の関係を多角的に検証『報道の日』ギャラクシー賞月間賞を受賞

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2017年12月30日に6時間半にわたって生放送された、毎年恒例の年末報道番組『報道の日2017“激動の日本×アメリカ×北朝鮮”今そこにある東アジアの危機!』(TBS系)が、「ギャラクシー賞1月度月間賞」を受賞したことがわかった。

同番組では、「2018年、東アジアに一体何が起きるのか?」を考えるため、日本、アメリカ、北朝鮮の3か国の70年にわたる関係に注目、多角的に検証。なぜ東アジアがここまで混迷を深めることになったのか追究、また太平洋戦争の終戦により、アメリカ軍、ソ連軍が朝鮮半島に進駐してきた頃から歴史を掘り返し、以来この地で起きたさまざまな出来事を徹底的に洗い直すことで、今の朝鮮半島の危機、そして未来を考えていった。

選考の理由は「2017年は、北朝鮮の核・ミサイル開発が急速に進み、米朝間の緊張が一気に高まった年だった。そもそも朝鮮半島や東アジアがなぜここまで混迷を深めてしまったのか。戦後70年間に起きた朝鮮半島をめぐる事件を当時の映像や再現CG、関係者たちの証言、内部文書などで掘り下げ、その背景に何があったのかを実証的に明らかにした力作だ」と、高い評価を受けた。

谷上栄一プロデューサーは「日本、アメリカ、北朝鮮のトライアングルを70年というスパンで見た場合、一つ一つの歴史的な事象が“線”につながらないか? そんな考えで番組制作を始めました。その結果、いくつものターニングポイントがあり、朝鮮半島の緊張と融和が繰り返されてきたことがわかりました。まさに“歴史は繰り返す”を実感した6時間半の生放送でした。今回、ギャラクシー賞月間賞を頂き、たいへん光栄に存じます」と喜びを語っている。

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