佐藤健、学生時代はバレンタインに縁無し?「幽霊部員のような人だった」

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俳優の佐藤健が7日、都内で行われた主演映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』の大ヒット記念舞台あいさつに出席。バレンタインデーが間近に迫るなか、壇上には特製バレンタインチョコレートが用意され、佐藤が「大ヒットありがとう」と感謝のメッセージをホワイトチョコでデコレーションする演出が行われたが、その完成度を絶賛されると佐藤は思わず苦笑い。「学生時代美術の成績は実は5段階で2。一番ダメだったんです」とカミングアウトして観客を笑わせた。

昨年12月に公開され、この日までに興行収入26億円、観客動員数210万人を突破した本作。実話を元に、結婚式を前に昏睡状態となってしまった恋人の回復を信じ奔走する主人公を熱演した佐藤だが、本作で第41回日本アカデミー賞の優秀主演男優賞を受賞。受賞のお祝いの言葉に「ありがとうございます。(作品の元となった)中原尚志さん、麻衣さんの2人に僕からの感謝の気持ちを伝えたいです。そして応援してくれているみなさんがこの受賞で喜んでくれることが嬉しいです」と語り笑顔を見せた。

ところが、受賞に対しては謙遜の気持ちもあるのか、「役者の力というのは実はものすごくちっぽけなものだと思っているんです。どんな作品と、どんな監督やクリエイターたちに出会えるかで僕たちは生かされもするし、逆もしかりなんです」とコメント。「今回は監督のおかげだなと思っています。(同じく優秀主演女優賞を受賞した)土屋さんに関しても、そもそも賞をとっても驚かないような力を持っている女優さんだと思っていたので、今回はそういう賞をとれる作品とめぐりあえたんだなと思っています」と持論も展開。

最後はバレンタインの話題となったが、理想のバレンタインについて問われると、「下駄箱を開けたらチョコみたいなのがいいです」としみじみ。「甘酸っぱい学生生活を送ってこなかったのでそういうバレンタインに憧れがあるんです」と述べ、「僕は学生時代、周囲に全然存在を知られていなかったんです。幽霊部員みたいな人だったんです。席から動かないような学生生活で、今学生に戻ったらもっとエンジョイしたかったなって思うんです」とため息まじりに学生時代を述懐。

「この映画のクランクアップの日がちょうどバレンタイン。結婚式のシーンを撮影していたんですけど、僕と土屋さんと2人からということでスタッフさんにバラの焼き菓子をプレゼントしたのを思い出します」と昨年のバレンタインを懐かしそうに振り返っていた。

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