松本潤主演『99.9』被疑者死亡事件の冤罪は晴らせるのか?

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嵐の松本潤が主演を務める連続ドラマ『99.9-刑事専門弁護士-SEASONⅡ』(TBS系、毎週日曜21:00~)第4話が、2月4日に放送。今回は、有森也実塚地武雅迫田孝也がゲスト出演し、被疑者が死亡している事件にまつわるエピソードが描かれる。

個性的な刑事専門弁護士たちがぶつかり合いながらも逆転不可能と思われる刑事事件に挑む姿を描く本ドラマ。2016年4月期に放送され、反響を呼んだ『SEASONI』の続編で、タイトルの「99.9」は、日本の刑事事件における裁判有罪率を表している。新たに「裁判官」の視点を加えることによって、より見応えのある日本の司法のトライアングルを表現している。

ある日、主人公の深山(松本)たちが働く斑目法律事務所に、岩村梢(有森也実)が相談にやってきた。梢の夫で工場の社長・岩村直樹は、取引先のタナハシ機械製作所専務・棚橋幸次郎を殺害後、自殺したのだ。その後、事件は被疑者死亡のまま書類送検され、不起訴処分になっていた。さらに梢は、幸次郎の兄でタナハシ機械製作所の社長・政一郎(迫田孝也)から3億円の損害賠償請求をされていた。しかし梢は、その日に届いたメールから「直樹は絶対に殺人を犯してない」と確信していて、何としても無実を立証してほしいと依頼してきたのだ。

佐田(香川照之)は、「被疑者死亡の場合、裁判が開かれないからこれ以上の弁護は無理だ」と説明して、依頼を断る。しかし深山は、すでに事件現場に向かっていた。舞子(木村文乃)は連れ戻すよう佐田に指示されたが、結局深山のペースに巻き込まれてしまう。そして、細かく調べていく中で、警察と検察の刑事記録に矛盾があることが判明する。

一方、佐田は、直樹がエンジンに関する特許を個人で持っていて、莫大な価値があったことに気付いた。政一郎は、梢に相続を放棄させることで莫大な価値があるこの特許を手に入れようとしていたのだ。

佐田は、梢の依頼を正式に引き受けて、さっそく政一郎の弁護士・森本貴(近藤芳正)に会いに行く。森本は、民事でやり手の弁護士で、佐田とは面識はないが互いに名前を知っているライバル関係だった。

深山たちは状況証拠を揃えて検察に再調査を依頼するが、跳ね除けられてしまう。すると、佐田がある奇策を思いついて……。

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