嵐の松本潤が主演を務める連続ドラマ『99.9-刑事専門弁護士-SEASONⅡ』（TBS系、毎週日曜21:00～）第3話が、1月28日に放送。今回は、宇崎竜童やヨシタツがゲスト出演し、人気ロック歌手が逮捕される事件が描かれる。

個性的な刑事専門弁護士たちがぶつかり合いながらも逆転不可能と思われる刑事事件に挑む姿を描く本ドラマ。2016年4月期に放送され、反響を呼んだ『SEASONI』の続編で、タイトルの「99.9」は、日本の刑事事件における裁判有罪率を表している。新たに「裁判官」の視点を加えることによって、より見応えのある日本の司法のトライアングルを表現している。

人気ロック歌手・ジョーカー茅ヶ崎（宇崎）がジャーナリスト・安田（伊藤高史）の殺人容疑、及び事件の目撃者・石川（安達祐実）の殺人未遂容疑で逮捕された。茅ヶ崎の顧問弁護士を務める佐田（香川照之）は、焦った様子で何かを隠している模様。接見に向かおうとする深山（松本潤）を必死で止めて、新たに斑目法律事務所の一員となった舞子（木村文乃）を担当に任命する。

事件を追う中で、茅ヶ崎の賭博行為のネタを掴んだ安田から茅ヶ崎が揺すられていたこと、そして佐田の指示でその事実を警察に言わず内緒にしていたことが判明する。最終的にその事実が警察にバレてしまい、茅ヶ崎には安田を殺害する動機があったため故意に隠蔽していたとされてしまったのだ。依頼人の利益を守ろうと策を講じた佐田のせいで、依頼人がピンチに立たされてしまったことを佐田に指摘し、深山たちは攻め立てる。

さらに、殺人事件では目撃証言、殺人未遂事件では凶器に茅ヶ崎の指紋があるという絶体絶命の状況に。担当する裁判官は舞子の先輩だった山内（松尾諭）。舞子の立場が変わり、今までの態度から豹変する山内に、舞子は裁判官と弁護士の間にある分厚い壁を感じる。

一方、舞子の元上司で、山内の上長である東京地裁・所長代行の川上（笑福亭鶴瓶）は「お互いの立場で、対等にガンガンやり合えばいい」と激励するが……。崖っぷちに立たされた中で、深山と舞子は茅ヶ崎の無実を見つけ、佐田の窮地を救うことができるのか？