振袖姿の土屋太鳳、共演の佐藤健に「先輩はあのまんま」「少年っぽい方」

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女優の土屋太鳳瀬々敬久監督が、14日、都内で行われた佐藤健とのW主演映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』の大ヒット御礼イベントに、美しい振袖姿で出席した。

結婚式の直前に病に倒れ意識不明となった花嫁と、彼女を8年間待ち続けた新郎の、奇跡の実話を描いた本作。松竹のロゴの色である緑色の振袖を身につけた土屋に、約600名の観客は「綺麗!」「可愛い!」と歓声を上げた。

土屋は「今までイベントでたくさん自己紹介してきたんですが、まさかこの嬉しいタイミングでお着物まで着させていただいて、ごあいさつできるとは思っていなかったので本当に嬉しいです。本日はいらっしゃれなかった佐藤さんと、瀬々組の代表としてこちらに立ちたいと思います。よろしくお願いいたします」とあいさつ。瀬々監督は「今日は初場所だったので相撲が見たかったのですが、来てしまいました(笑)。おめでたい席で、土屋さんの晴れ着姿を見れて本当に良かったです。今後も上映が続きますので、是非是非よろしくお願いいたします」と、大ヒット舞台あいさつに立てる喜びを露わにした。

作品についての周りの反応を聞かれると、土屋は「家族も友人も何度も観てくれたり、インスタグラムやブログでも沢山のコメントを見たりして、時間が経つにつれてたくさんの愛情を感じます」とニッコリ。さらに、完成披露試写会から司会を務めていた笹川友里TBSアナウンサーの結婚についても言及。「作品を撮っている頃から、周りのスタッフさんに良いことが起こっていて。笹川さんもご結婚されて、本当におめでとうございます!」と祝福の言葉を告げると、笹川アナは「土屋さんから幸せの粉が降り注いでいて、それを頭から浴びました」と嬉しそうに話した。

そして、瀬々監督から「ブログに書いていたけど、劇場に観に行ったんだよね? 周りの人にバレなかったの?」と聞かれると、土屋は「バレなかったです。誰もエンドロールの最後で帰っていなかったことがすごく嬉しかったです。帰りに皆さんの会話を盗み聞きしていて(笑)、嬉しい言葉をたくさん言ってくださっていて。私もとっても嬉しかったです」と明かした。

佐藤の話になると、「健先輩はあのまんまなんですね。私も思っていることを結構言ってしまっているんで、あんまり言い残したことはないんですが……。よく私に“悪ガキだな”とおっしゃるんですが、そんな私に対応してくださってくれているということは、健先輩はご自身が思われているより、少年っぽい方なのかなと思います。でも、相手をしてくださって助かっています(笑)」と振り返った。

最後に、土屋は「この作品を観てくださった、愛してくださった皆さんのおかげで、この作品に込めた思いがたくさんの方に届きつつあって嬉しく思います。大切な何かを守りたい時、探したい時、心が折れそうな時、この作品が皆さんの温かいお守りになりますよう心から祈っております」と丁寧にコメント。瀬々監督も「この作品は命の映画だと思っています。実話なので、この作品を撮るのは勇気がいりました。この映画が、命について考える機会になれば」と力を込めて語っていた。

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