石原さとみ、井浦新、窪田正孝ら“不自然な死”を解明!『アンナチュラル』

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石原さとみ主演の新ドラマ『アンナチュラル』(TBS系、毎週金曜22:00~)が、1月12日より15分拡大でスタート。第1話となる今回は、薬毒物死が疑われる遺体についてのエピソードが描かれる。

本作は、日本に新設された死因究明専門のスペシャリストが集まる「不自然死究明研究所(UDIラボ)」を舞台にした、一話完結の医療ミステリー。石原演じる、法医解剖医の三澄ミコトたちが、UDIラボに連日運び込まれる“不自然な死”(アンナチュラル・デス)の遺体の死因を究明する。UDIラボには、三澄班と中堂班の2チームが存在しており、三澄班は執刀医のミコト、臨床検査技師の東海林夕子(市川実日子)、記録員の久部六郎(窪田正孝)。中堂班は、法医解剖医の中堂系(井浦新)、臨床検査技師の坂本誠(飯尾和樹)だ。そして、彼らを束ねているのが所長の神倉保夫(松重豊)となっている。

第1話では、「一人暮らしで突然死した息子・高野島渡の死因に納得がいかない」と主張する中年夫婦がUDIを訪ねて来る。警察医の見立ては「虚血性心疾患」(心不全)だったが、渡はまだまだ若く、山登りが趣味だというぐらい身体も丈夫で元気だった。心不全という死因は、素人目にもあまりにも不自然で、夫婦は「もっときちんと死因を調べてくれるように」と警察に頼んだが「事件性も不審な点もない」と断られてしまったという。

早速、解剖に取り掛かったミコトたち。すると心臓には何の異状もなく、代わりに急性腎不全の症状が見つかった。ミコトたちは薬毒物死を疑い、詳細な検査にかけるが、死因となった毒物をどうしても特定できないでいた。そんな折、高野島と一緒に仕事をしていた若い女性同僚が、高野島が亡くなった翌日に、原因不明の突然死を遂げていたことが判明する。

そんなある日、高野島のアパートでミコトたちが調査をしていると、遺体の第一発見者でもある婚約者・馬場路子(山口紗弥加)が現れる。馬場の仕事は、なんと劇薬毒物製品の開発だった……。

石原が演じる主人公・ミコトは、合理的な性格で、問題が起きても無駄な争いをするよりは頭脳と笑顔で切り抜けたい、皆が楽しくハッピーに暮らせたらと思ってはいるという役どころ。テレビドガッチのインタビューには、「思いやりがあって、柔らかくて穏やか。色々な過去がある分強さと悲しさを知っていて、人に寄り添える子だと思っています」と語っていた石原。実は、こういった“強さ”に対して考えがあるそうで、「優しい人や感情をあまり出さない人ってとても強いと思うんですが、そういう強さを持っている子であってほしい。怒る時も、言い負かすのではなく、諭せるように言えるとか。思ったままを言葉にしたり、正義を振りかざしたりすることが必ずしも強いわけではなくて、ちょっと誘導してみたり、受け取ってみたり、受け流してみたり。私自身、そういう強さに憧れているので、そう演じています」と、今回の役に自身の思いを込めているそうだ。

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