小泉今日子主演の連続ドラマ『監獄のお姫さま』（TBS系、毎週火曜22:00～）最終話が、12月19日に放送。今回は、小泉演じるカヨたち元女囚が再び収監されてしまう。

宮藤官九郎が脚本を手がける本作は、5人の女囚と1人の刑務官による、イケメン社長への復讐劇を描いた“おばさん犯罪エンターテインメント”。主人公の女囚・カヨが、冤罪で服役している江戸川しのぶ（夏帆）の復讐のため、刑務官の若井ふたば（満島ひかり）、囚人仲間の勝田千夏（菅野美穂）、大門洋子（坂井真紀）、足立明美（森下愛子）と、出所後にある大企業の社長・吾郎を誘拐する。吾郎は、婚約者だったしのぶに「爆笑ヨーグルト姫事件」の罪を被せた張本人だ。カヨたちが誘拐事件を起こす2017年の現在と、5人が服役していた過去を交互に描いてきた。

爆笑ヨーグルト姫事件を調べるため、急遽沖縄に向かった検事の長谷川（塚本高史）と助手の今池（上川周作)。しのぶと吾郎がパラセーリングを申し込んだボートハウスで、思いもかけない事実を知ることになる。

一方、カヨたちのアジトであるガレージでは、実行犯と思われるプリンス（ナリット）がふたばたちの尋問を受けていた。プリンスは、何度聞いても同じ言葉を繰り返し答えるばかりで進展がなく、カヨたちはお手上げ状態だった。そんな様子を見た吾郎は、拉致したことは罪に問わない、被害届も出さないから開放するよう取引を持ちかける。

そして、エドミルク社長誘拐事件は吾郎解放による結末を迎え、大々的に報道された。しかし、舌の根も乾かぬうちに吾郎は被害届を提出、バラバラに逃亡していたカヨたちはあっという間に身柄を拘束されてしまう。

カヨの逮捕から22日。沖縄から戻った長谷川が、カヨの面会にやってきて、吾郎の妻・晴海（乙葉）の説得により、吾郎が被害届を取り下げたことを伝える。何を言っても喜ばないカヨに、長谷川がある情報を明かすと……。