佐藤健のサプライズに悲鳴!「メリークリスマス」とマフラーをふわり…

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佐藤健が12月7日(木)、都内で行われたナイーブ×主演映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』(12月16日全国公開)のプレミアムイベントに出席。佐藤が、抽選で選ばれた観客1名へマフラーをサプライズプレゼントし会場を沸かせた。

実話を元に、結婚式の直前に病気で昏睡状態になってしまい記憶をなくした麻衣(土屋太鳳)と、彼女を思い続ける尚志(佐藤)の結婚までの8年間の軌跡を描いた本作。試写会でも「ずっと泣きっぱなしで、とにかく感動」「これが実話とはすごい!」「見終わった後、心があったかくなる」などインターネット上でも話題になっている注目作品だ。

MCの呼びかけで佐藤が登場すると、集まった観客から大歓声が。佐藤は「みなさん作品いかがでしたでしょうか。一足先にこの作品を観たいと思って来ていただきありがたいです。今回はナイーブさんのイベントというところで心なしか皆様からもナイーブの香りがしますね(笑)全員共通の体臭です(笑)」とあいさつ。『8年越しの花嫁 奇跡の実話』で演じた尚志役について尋ねられると「ドキュメンタリーの映像を観たときに衝撃を受けました。この実話を映画化をして、たくさんの人に届けたいと思いました。もちろん我々役者は芝居をしているのですが、芝居をしているように見えない、セリフを言うけどセリフを言っているように聞こえない、ことを心がけて、日常の延長線上にあるような芝居を意識しました。瀬々監督から具体的な指示はなかったけど、言葉なくとも理想としていることは共通してるはず。なので監督から“もう一回!”って言われた時は、究極に肩の力を抜くなどし、現場に挑みました」と撮影を振り返った。また、「尚志さんご本人にお会い出来たのは大きかったです。実際に会ったイメージはドキュメンタリーの映像で見てた時のイメージとブレがなかったです」と本人に実際に会った際のエピソードを明かした。

さらに共演した土屋とのエピソードを尋ねられると、「(会場のみなさんには)映画を観ていただいたのでわかると思うのですが、本当に難しい芝居を要求されていたので、少しでも彼女が力を発揮できる環境づくりをしたいなと思っていました。彼女が腑に落ちた状態で芝居が始まらないといい作品にはならないので、彼女の引っかかりをとる、彼女が発言しやすい環境を作るようにはしました」と撮影現場を振り返った。

また、佐藤がダンスを披露しているナイーブのCM撮影の練習を同映画の撮影の合間を縫って行っていたというエピソードが明かされ、「高校時代にブレイクダンスをやっていたのですが、立って踊るというのは経験ないので、ただの素人が岡山で練習をしてあの形に持って行きました。ただの頑張り屋さんです(笑)」と振り返り、会場の笑いを誘った。実際のCM撮影時には「宝塚のみなさんと踊ったのですが、息を合わせるのが難しかったです。ハットを投げる時のタイミングも難しかった」と、軽やかに踊っているCMの舞台裏を告白していた。

ここで、劇中で麻衣が尚志にマフラーをプレゼントしているシーンにちなみ、抽選で選ばれた観客1名に佐藤がピンクのマフラーをサプライズプレゼント。佐藤に「メリークリスマス」と声をかけられ、マフラーを首に巻かれた当選者は感極まった様子で、会場の佐藤ファンからは悲鳴が起こった。

最後に「本日はありがとうございました。公開に向けて、宣伝ラストスパートの時期です。日本中に愛を届けるため、たくさんの方に観ていただくために頑張って行きたいと思います。本日観ていただいて良い映画だと思っていただいた方は是非お力をお貸しください」と話し、イベントは幕を閉じた。

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