大洋泉役に伊勢谷友介?TEAM NACSパロディで「クドカン感すごい」

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宮藤官九郎が脚本を担当しているドラマ『監獄のお姫さま』(TBS系、毎週火曜22:00~)の第7話が、11月28日に放送。人気演劇ユニット・TEAM NACSをパロディしたキャラクターが登場し話題となった。

小泉今日子が主演を務める本作は、5人の女囚と1人の刑務官による、イケメン社長への復讐劇を描いた“おばさん犯罪エンターテインメント”。小泉のほか、満島ひかり、夏帆、坂井真紀、森下愛子、菅野美穂といった豪華女優陣、また民放連続ドラマ初出演となる伊勢谷友介も出演。過去に同じ刑務所にいたおばさんたちが、仲間の冤罪を晴らすため、罪を被せたイケメン社長・板橋吾郎(伊勢谷)を誘拐し追い詰めていくストーリーが描かれている。

第7話では、坂井演じる大門洋子の過去が明らかに。ある若手俳優にハマりすぎて追いかける金が足りなくなり、横領や詐欺に手を染め服役していた洋子。その若手俳優というのが、舞台を中心に活躍している大洋泉(たいよう いずみ)。イケメン剣道ミュージカル「行け!面!胴!」の主人公・泉先輩を演じていたという。大洋泉の熱狂的なファン、もといストーカーだった洋子は、ストーカー規制法で任意同行、詐欺の余罪が芋づる式に出てきて懲役7年の実刑となっていたのだった。

劇中、洋子が回想する大洋泉を演じたのが、伊勢谷。金髪のカツラを被り、柔道に身を包み、決め台詞「俺の手拭い、欲しい人!」と叫ぶ。さらに、ミュージカルナンバー「涙が心の汗なら」を歌いながら踊るなど、“2.5次元俳優”のキラキラさを絶妙に醸し出した。

さらに、洋子が出所後、ふとしたきっかけで会いに行った際の大洋泉役は、歌ネタ芸人のAMEMIYAが熱演。洋子が服役している間に結婚していた大洋泉は人気が落ち、今はヒモとして生活していた。しかし「行け!面!胴!」での活動は続けており、舞台に立ち続けているという。その様子を見に行った洋子は、過去、あんなに夢中になっていた大洋泉が目の前にいるにも関わらず、刑務所でのハードでめまぐるしい日々により変化。現在の大洋泉にまったくときめかなくなっていた……。

この大洋泉というネーミングや、「行け!面!胴!」に登場するほかのキャラクターの名前が「博崎」「琢尾」「顕田」「重戸」なことが、「TEAM NACSのパロディだ」とインターネット上で話題に。

TEAM NACSとは、森崎博之、安田顕、戸次重幸、大泉洋、音尾琢真からなる演劇ユニット。前述の通りキャラクターの名前が酷似しているだけあって、SNSには視聴者の「ナックス出てんじゃん(笑)」「クドカン感すごい」「芸細かすぎて好きw」と絶賛コメントが挙げられていた。

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